『＿4＿』 ページ4
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あれれー、おかしいぞぅ。
どこからかフルメタのエンヴィーの声が聞こえてきたな。
私はギギギ、と視線を下に向けると眼鏡を掛けた少年を見つけた。
その時私は「ハァイ、ジョージ」並の衝撃を受けた。
アッ、これコナン君じゃん。
『神は死んだ』
「お姉さん！？」
『あ…なんでもないよ、ちょっと取り乱しただけ。えっと、それで殺す云々の話だっけ？』
「うん、そう」
夏油、お前のせいだからな。
と、にっこりスマイルを向けると少し冷や汗を垂らしている。
気付けなかった私の失態もあるけど、元凶は貴様だ。
「えっと…私と先輩は同じ職場で働いてるんだけど、そこの上司が本当に嫌な人でね。どうしてこんな人間が上に立っているのが不思議で堪らなくて…私達はかなり重要な立場にいて、その上司から無茶振りな命令を受けるんだ。だからたまに殺意殺意★ってなってしまうんだ」
夏油による即興の話だが、実際はこうだ。
「私と先輩は同じ呪術師てして働いていて、上層部の腐ったヨボヨボのミカン共が本当に反吐が出るほど嫌いで、どうしてあんなミカン共が上に立っているのか不思議で堪らない。私達は特級呪術師という数少ない人材だから、沢山任務を与えられる。しかもほぼ無茶振りばかりで殺したくなっちゃうんだゾ★」という訳だ。
夏油の気持ちがマリアナ海溝並にわかりみが深く、頷いた。
「ふーん…その黒い服装って会社の意向なの？」
『意向って訳じゃないけど、大体の人が黒いふくそ………う』
……………あれ、これもしかして疑われてる？？
私はチラッとコナン君を見ると、鋭い目で私達を見ていた。これは…確定だね。
だけど私達悪いことは(多分)してないし、そもそも呪いを祓って社会に貢献してる側の人間だから大丈夫なはず。
「そう言えば君、名前は？ 私は夏油傑。こちらは私の先輩にあたる焔 燈さん」
「僕は江戸川コナン！」
『江戸川乱歩とコナン・ドイルを混ぜたみたいな名前だね……よろしく、メガネの』
「自己紹介聞いてた？？」
前から一度大佐みたく、「鋼の」とか言って見たかったんだよね。
高専時代に五条ことを「睫毛の」って言ったら怒られた。私は悲しい。
ちなみに夏油は「前髪の」。これも怒られたのでやめました。
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moo(プロフ) - クロスオーバー最高です！ (2022年6月17日 18時) (
レス) @page10 id: 8c70df45d4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりか - 面白いこの一言につきます！貴方は天才ですか？僕じゃ絶対作れません！尊敬しています！ (2022年6月9日 23時) (レス) @page5 id: d8d059df8e (このIDを非表示/違反報告)
rion20051222(プロフ) - 「メガネの」で吹きました笑笑 面白かったです。 (2022年6月9日 22時) (レス) @page4 id: bb474d7fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雄里
| 作者ホームページ：https://twitter.com/Yuri_Asum
作成日時：2022年6月9日 2時
