今世は一般人として過ごしたいです【REBORN】

第24話〔10年バズーカ〕 ページ26

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『……おや？』

「あっ Aちゃん！」


　フゥ太君と出会って数日。
今日は休日で実家に行こうと思い外を歩いていると綱吉君と出会った。
相変わらず可愛いなぁ…ポメみたい((


「おはよう！ 何処か行くの？」

『うん、ちょっと実家にね』

「あ…今叔母さんの家に住んでるんだっけ？」

『そう。 今日は掃除のついでにお父さんの書巻(ほん)でも持ってこようかなって』

「へー…」

「ツナーこの人誰？」

「あっランボ！」


　すると綱吉君の後ろからモジャモジャな髪型をした子供が出てきた。
牛柄が好きなのだろうか。
なんか…面倒臭そうな子だなと直感。


『…綱吉君、この児は？』

「あぁ…今俺の家に居候してるランボって言うんだ」

「俺っちちょっと前にイタリアから来たボヴィーノファミリーのヒットマン ランボさんだもんね！」

「あっ！ お前何言って！」

『……そうなんだ。 私は近松A、宜しくね』


　一応子供だし丁度持っていたクッキーを渡した。ランボ君は年相応に頬を緩ませ嬉しそうにしている。
なに、ボヴィーノファミリーの弑屋(ヒットマン)って。
あれか、綱吉君達のマフィアごっことか云うやつか。


「ごめんねAちゃん…あとランボの言ったことは全部設定だから…」

『ううん、全然平気』

「ランボさんお前のこと気に入ったから子分にしてやるんだもんね！」

『あ、ごめん。 それに関しては勘弁』

「(そ、即答……)」


　子供の相手をするのは構わないけど面倒臭いことはお断りだ。
するとランボ君は己の髪の毛から何やら紫色のバズーカを出てきた。
え、その髪の毛どんな感じになってるのかめっちゃ気になる。


「ランボさん怒らせたんだから喰らえ！」

『なっ…！』

「Aちゃん!!!!」


　私はランボ君の手から放たれたバズーカの餌食になった。
　……餓鬼だからって容赦はせんぞ。




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