前髪切られたらモテ期到来しました【鬼滅の刃】

第三話 ページ4

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翌日
私は髪の毛を結い、お団子にして整えた。
そして白と空色が綺麗に交わっている羽織を羽織る。
蜜璃んには悪いけどさ…この髪本当に私に似合ってんのか？

逆に似合わなっ！ とか言われねぇかな。
特にあの金髪野郎(※善逸)

確認の為鏡を見ると、いつも通りのブス顔。
そんな奴が可愛い髪型して大丈夫なんだろうか。


『…まあ良いか。 どうせ扱いとかは変わらねーと思うし』



私は普段通りに出勤した。
門には蜜璃ちゃんとしのぶんが待っていた。


蜜「やっぱりAちゃん、とても似合っているわ！」



し「お可愛いですよ」



『いや、何言ってんの？ 私みたいな石ころよりお二人の方がめちゃんこ可愛いわ』


そんな自分を罵倒しないで！ と、蜜璃ちゃんは言うけど事実だから。
月とスッポンだよ。



炭「あ！ しのぶさん、甘露寺さん！ おはようございます！ ｣



蜜「炭治郎君おはよう！」


し「おはようございます。 炭治郎さん」



あっ、遂に私に挨拶はしないのか。
人種差別ってやつかな((



炭「あの…その、隣にいる人は…」


し「あら、匂いだけで分かりませんか？」


炭「え………あ、天翔さんですか!?」



そうです。 私が、天翔さんです。
何か某変なおじさんみたいな感じだったな今の。



炭「すみません！ ……一瞬、誰かと思って」


『そうかいそうかい』



誰かと思ってって……みりゃ私ってわかるでしょ。
いや、君の場合は匂いか。
でも気付かないって……どゆこと？


炭「あの、天翔さん」


『なんだね？』


炭「とてもお綺麗になられましたね！」


『………』

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