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『………』
「先輩??どうかしましたか?」
「……?」
『ううん、なんでもないよー
さぁ、早くおわらせようね』
「じゃあ、雑談しながらしましょ!」
「それだとあっという間だもんな」
『おお、いいよー』
「先輩は_彼氏つくらないですよね」
「それな!」
『恋愛している時間があれば
私はみんなを支えたい、みんなを全国に』
「……先輩も、相当なバレー馬鹿ですよね」
『え?そー?笑』
「そうですよ他の人達に
負けませんもん笑」
『え、それ褒めてる??』
「「褒めてます!」」
『そー?それは嬉しい限りですわぁ〜』
「ねぇ…時間ある?」
『!』
及川徹
以前私を捨てた張本人
そして、私の居場所を無くさせた人
「…先輩、大丈夫ですか?」
「まだ、体調が優れませんか??」
及川(………”まだ”…??)
『大丈夫。ごめん、ここ任せていい?』
さっきまで纏っていた雰囲気とは正反対な
真面目な視線、表情は
及川徹を離す気配はない
「……練習終了の合図がなるまでは帰ってきてください」
「早く帰ってきてくださいね」
『了解、じゃあ、よろしくね』
「「はいー!」」
ーー
及川「じゃあ、話そうか……」
及川が話し始めた
いや、語り始めた
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作者名:楓子 x他1人 | 作成日時:2020年1月13日 22時