10話~少し緊張感に欠ける~ ページ11
きり丸「僕ら物売りに化けて調査してたんですけど
腹を減らしたしんベヱが売り物の団子ぜーんぶ食べて、太って動けなくなっちゃって〜
そんで動ける様になるまでここで待ってる事になったんス」
福富「きり丸は付き添いでーす」
道理でそんなに諸々がタプタプツヤツヤになってる訳だよ
沢山食べたんだね〜
土井「日向先生…厚木先生……お気の毒に」
貴方「しんベヱって偶に僕より食べるから〜」
乱太郎「慣れてないと驚いたでしょうね…;;;」
お二人の驚いた顔が目にも浮かぶよ
かく言う僕も初めてしんベヱの食べっぷりを見た時は負けすら考えた程だったからね、偶に僕より食べるから本当に心臓に悪い
土井「んできり丸、オーマガトキの様子はどうだった?」
きり丸「それが妙なんすよ!負け戦何で指揮が低いのは分かるんすけど緊張感に欠けるっていうか〜」
福富「山一つ向こうまでタソガレドキ軍が迫ってるのにねぇ」
きり丸「なぁんかのんびりしてるんス〜」
土井「ふーん……A」
貴方「はいよ」
巾着から何時もの観察帳を取り出して土井先生に渡す
僕の観察帳には今までに得てきた情報全てが書かれてるからね、プロの忍者ですら喉から手が出る程欲しがる価値があるって巷では噂らしいよ
僕は全然そんな気しないけど
貴方「問題の喜三太の方はどうなの?なにか手がかり見つけた?」
きり丸「ごめんなさい…まだなんだけど、それとは別に変な噂が流れてるんです!」
ずっと気になってたのかしんベヱの膨らみすぎたほっぺを触りだした三人を横目にきり丸の話に耳を傾ける
流石きり丸、情報通だね〜
貴方「変な噂?……それってもしかしてオーマガトキ城主の大間賀時曲時が行方不明ってやつ?」
きり丸「さっすが先輩!情報が速い!!」
乱太郎「え、戦の真っ最中に居なくなったの?」
皆本「それって本当のことなら大変な事じゃないの?」
きり丸「大変だよ!もし今タソガレドキ軍が攻めてきてもオーマガは戦う処じゃないぜ?」
プニプニプニ
………なーんかイマイチ緊張感に欠ける
まぁあからさまにしんベヱのほっぺ柔らかそうだもんね、触りたくもなるよね
土井「ありがとうA……そうか、それでもタソガレドキは攻めてこない…か」
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「忍たま」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
元薺(サイ)だった者(プロフ) - 小桜さん» いえ大丈夫ですよ!あるあるです!それとご指摘ありがとうございます!!これからも亀更新になってしまうと思いますが新話増やしていこうと思っています!ありがとうございます!!! (2022年6月21日 18時) (レス) @page25 id: 5a1541447c (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - ちょ、すみません💦 設定忘れてて……夢主''くん'' でした! (2022年6月21日 18時) (レス) @page1 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
小桜(プロフ) - 24話の「以外」は「意外」じゃないでしょうか? 最近更新が増えてとても嬉しいです。夢主ちゃんの性格とキャラとの絡みが大好きです! 作者さんのペースで、無理せず頑張って下さい! (2022年6月21日 18時) (レス) @page25 id: 8b4a915ba2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:元薺(サイ)だった者 | 作成日時:2022年1月24日 12時