鬼殺隊が嫌いな少女は炭治郎に懐きすぎた弐【鬼滅の刃】 (ページ18)

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炭治郎と６５ページ18

炭治郎たちはAと善逸からの連絡がなく心配していた。

そんな二人を見た天元は、

天元「善逸とAは来ない」

炭治郎「来ないってどういうことですか？」

天元「お前たちには悪いことをしたと思ってる。俺は嫁を助けたいが為にいくつもの判断を間違えた。
善逸とAは今、行方知れずだ。

昨夜から連絡が途絶えてる。

お前らはもう【花街】から出ろ。階級が、低すぎる。柱であるAも行方不明なんだ。ここにいる鬼が【上弦】だった場合、対処できない

消息を絶ったものは死んだと見なす。

後は俺一人で動く。」

炭治郎「いいえ、宇髄さん、俺たちは……！！」

天元「恥じるな、生きてる奴が勝ちなんだ。機会を見誤るんじゃない」

そう言うと、天元は姿を消した。

伊之助「これから、どうしろって言うんだよ！柱である、Aも行方が分からねぇんだぜ！」

炭治郎「落ち着け、伊之助！」

伊之助「俺はあのオッサンの言うことなんて従わねぇ！」

伊之助はそのまま走っていった。

伊之助「何処いるんだよ、善逸、A」

「おい、」

話しかけたのは狐だった。

伊之助「何で狐が喋ってんだ？」

頭に？を浮かばせている伊之助を無視して狐は喋り続ける。

「お前の柔軟な身体なら鬼の巣に通じる穴に入ることができるだろう。そこにAたちがいる」

伊之助「案内しろ、と言いたいとこだが、何か怪しいな、俺の勘が言ってるぜ！お前は危ない奴だってな！」

紅雪「……俺は【紅雪】、Aに育てられた野生の狐だ。そう言えば信じるか？」

伊之助「よくAと遊んでる狐か！なら、案内しろ！」

紅雪「……別に信用しないで欲しい訳ではないが少しは言葉言葉を考えろ。単純なんだよ、お前は、」

伊之助「んだと！！」

紅雪「…………何でもねぇよ、早く行くぞ、善逸って奴はどうでもいいが、Aが死んでは困る。急ぐぞ」