鬼神様は今日も喰らうPart3

108話 ページ16

ぐんっ

堕姫「！？」


炭治郎が堕姫の足を掴み切ろうとしていた

ｶﾞｷｭｲﾝ


炭治郎「失われた命は回帰しない。二度と戻らない」

ｷﾞｭﾙｯ

堕姫の切られた足はすぐ再生する


炭治郎「生身の物は鬼のようにはいかない。なぜ奪う？なぜ命を踏みつけにする？どうしてわからない？人間だったろうお前もかつては。痛みや苦しみにもがいて涙を流していたはずだ」


ドコッガンッ

堕姫とAが怒りをあらわにする


『その痛みや苦しみをさきに与えたのは貴様ら人間だ。』


堕姫や妓夫太郎を苦しませ、痛みを与え続け、最後には兄妹の絆さえも引き裂いた人間という生き物が私は大嫌いだ…


童磨(A……)


堕姫「鬼は老いない。食うために金も必要ない。病気にならない。死なない。何も失わない。そして美しく強い鬼は何をしてもいいのよ…！！」


炭治郎「わかった。もういい」


再び炭治郎と堕姫は交戦する


童磨「Aはいいの？怒ってるでしょ」


『私は手出ししない。言われるまでは見てるよ。それに怒りの感情だけで動いては攻撃が単調になる』


朱雀「A！サッキアノ餓鬼ガ言ッテイタ言葉聞イタコトアル」


『おそらく無惨の血から記憶が流れてきたんだろうね。一度でも無惨の血を飲むと細胞に定着されるから』


童磨「ねえねえ炭治郎？くんとやらは呼吸してないんじゃない?」



『呼吸しないほうが無駄な動きは出ないかもしれない。そして目から血が出るほど憤怒していて一時的に身体能力が向上しても、怒りという感情だけで勝てるのなら私たち鬼は存在していない』



炭治郎「ガハッ」


炭治郎は命の限界を超えかけていた


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台詞短縮してるとこ数カ所あります(汗)

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