鬼神様は今日も喰らうPart2

71話 ページ26

『た、ただいま童磨』

童磨「子供のままなんだけど」

『あーそういえば私の血飲んだでしょー』

童磨「うん」

『まあもう少し経てば戻るはずだよ』

朱雀「子供ノママ、ザマアミロ」

『口悪いよ朱雀』

朱雀「ゴメンネ!」

童磨「俺このままの姿は嫌なんだけど」

『勝手に私の血を飲むのが悪い』

朱雀「悪イ!」

『まあその姿であれば信者たちも増えるだろうしがんばってー』

童磨「ちょっとまっておくれよ、久しぶりの再開なのにそんなに冷たいと流石の俺も傷つくぜ?」


『(確かに久しぶりだけど子供だとなーなんか違和感あるんだよなーでもずっと待っててくれたんだもんね。)じゃあ大人に戻ったら童磨のお願い一つ聞いてあげるから』


童磨「ほんとっ!?やったー!」

『ほんとに子供みたい……てか信者たち待ってるんじゃないの?』

朱雀「サッサトイケ!」

童磨「朱雀うるさいねーわかったよ、帰ってきたら一緒にお話しようね!」

『はいはい、いってらっしゃい』

朱雀「俺ウルサクナイ!イッテラッシャイ!」

ひらひらと手を振りながら離れていく童磨

それに私と朱雀も手(翼)を振りかえす

『朱雀』

朱雀「ナンダ?」

『ちょっと昔話でもしようか』

朱雀「イイゾ!!」

そう、あれはまだ童磨が人であり私たちと初めて出会ったときのお話__

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