今日:13 hit、昨日:18 hit、合計:2,567 hit
小|中|大
6 ページ6
「アーサーを助けてくれたろう」
「あっ!そうです!アーサー王子はご無事ですか?魔法が成功しているといいのですが」
「大丈夫、成功してたよ。俺がちゃんとみたからね」
診察の結果アーサーの傷はさっぱり消えていた。
本当にすごい魔法だよ、君の魔法は。
その場でAの診察をすれば全く問題なし。
今年の厄災は誰も犠牲にならなくてよかった。
厄災の脅威が去ったからか、北の魔法使いのみなさんと東の魔法使いのみなさんと南の魔法使いのみなさんは自分の居場所へ戻って行った。
また厄災の時期になったら来る、と言い残して。
残ったのは西と中央の魔法使いだけ。
そんななか、私に手紙が届いた。
「…お父様から城に来いって」
「国王から?行くのか?」
行かない訳にはいかないわよね。
本当は行きたくないけど…
「カインさん、私行ってきます。…もし数日経っても帰ってこなかったら様子を見に来てくれますか?」
「おう!任せろ!」
クロエに作ってもらった服を着て西の王宮へ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
8人がお気に入り
8人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:灯油マン | 作成日時:2023年7月30日 1時