そんな僕らの日常生活7

34(ym×cn＊) ページ47

side知念

知「ねぇ、涼介は僕に媚 薬とか飲ませたいと思ったことある？」

山「ない。ってか、俺そういうの嫌いだし。だってそんなことしなくても俺はいつも知念に夢中だから…」

寝室に戻った僕たちはさっきのいのちゃんを思い出しながらそんな話をしていた。

だって…あんな姿みちゃったら…ね…

知「……(ふっふっ)涼介…今夜はたくさん甘えていい？」

山「もちろん！おいで侑李…」

僕は涼介の返事を聞くと、すぐにその逞しい腕の中に飛び込んだ。


ここは何物にも代えられない僕の大切な場所…

僕だけの特等席。



知「涼介は女の子の僕と男の子の僕、どっちが好き？」

涼介の腕の中で僕は少し上目遣いになりながらそんな質問をしてみた。

なんとなく、涼介の答えは分かる気がしたけれど…

山「どっちも侑李である事には変わらないからどっちも！」

ほらね。僕の予想通り…


と思ったのもつかの間、
山「でも…今日は女の子の侑李をいっぱいに可愛がらせて！」

知「りょっ…んっ…ふぁ……」

ベッドに押し倒されたかと思うと、涼介はいきなり噛み付く様なキスをしてきた。

そんないつもより余裕のない性急な行動に…
僕は少し戸惑ってしまった。

知「あんっ……りょっ…すけ…ちょっと待って…もう少し…ゆっくり…」

山「無理。もう待てない…。侑李に怒られてから俺、今日ずっと我慢してたんだから…」

知「….りょう…すけ……」


ずるいよ…

そんな目で見つめないで…



僕を見つめる涼介の瞳がとても色めいていて…その視線に自分のカラダが融かされる様な感覚に陥ってしまう。



涼介の唇…くすぐったい…


涼介の手…気持ちいい……


涼介の心臓…僕と同じぐらいドキドキしてる……



そして僕はもう…


与えられる快感に素直に流される事にした。







山「侑李…好きだよ…」

知「あんっ…りょう…すけぇ……僕も……」

自分のカラダなのに自分のものじゃない様な…

ただただ涼介の動きに翻弄される僕。


知「ふぁっ…ダメ…そこっ…やぁぁん……」

でも涼介が僕を求めてくれていると思うと…

嬉しくて、愛しくて、幸せな気持ちで心がいっぱいになる。


山「ゆーり…もっと俺を感じて…俺に溺れて…俺無しじゃダメってぐらい…夢中になって…」




涼介…

僕はとっくに涼介無しじゃ生きられないよ。




だからお願い……


僕とずっと一緒にいてね。





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やまちね…少し短めですみません(ｰ ｰ;)

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