33(yb×hk*) ページ46
side薮
薮「光…それ、着てくれたんだ…」
風呂から上がって寝室に行くと、俺が選んだルームウェアに着替えた光がテレビを観ながら寛いでいた。
光「…別に俺、着ないとは言ってないし。ただ、皆の前では、恥ずかしかったから…」
薮「良く似合ってる。」
俺は光を近くに引き寄せてその唇に軽くキスをした。
柔らかな唇の感触…
体はいつも通り細いけど、触り心地はやはり女の子だ。
そして、ゆっくりと…
全身を確かめる様にカラダのラインをなぞると、光が悶え始めた。
光「ねぇ、薮…俺知念や大ちゃんみたく胸ないし、いのちゃんみたいに色気ないけど…いいの?それでも、俺のこと…だ…」
薮「だ?」
光「だいひぇ…あっ、噛んじゃった…」
薮「ぷっ…くっはっ」
あまりに可愛らしい光の噛みっぷりに俺は思わず吹き出してしまった。
もちろん、光が何て言おうとしてたのか分かってたけど。
光「……」
真っ赤な顔をして下を向いてしまった光に俺は耳元で囁くように言葉を告げた。
薮「誘ってくれようとしたんでしょ?光はいつものままで良いんだよ。でも…嬉しかった」
光「俺、せっかく女の子になったのに…全然魅力なくて…」
薮「光の今の姿、超俺のタイプなんだけど…
ま、でもどんな姿の光だって俺は構わないよ。だって俺は光のこと魂ごと愛してるからね!」
光「薮…」
薮「光、ベッドの上では…ね?」
光「…こう…たぁ…」
薮「なに?」
光「お願い…キス…して…」
今日の光はどうしたんだろう…
いつもよりデレの割合が多い気がする。
そんな光に俺の中のSっ気が刺激され、ちょっとだけイジワルしたくなった。
光の思考を絡めとる様な深い口づけを交わしてから、俺はワザと質問をした。
薮「光…キスだけでいいの?」
光「んっ…はぁぁっ…….やっぁ…」
薮「どうされたいか教えてよ。」
光「こうたぁ…して…」
薮「んっ?」
俺は光の敏感な所を刺激して甘い言葉が紡がれるのを待った。
光「やぁぁっ…俺のこと、こうたで…満たして。めちゃくちゃに…してぇ…」
いつもより甘い声で刺激的なおねだり。
ダメだって光…
そんな無自覚に俺の理性を崩壊させるセリフ言わないでよ。
薮「俺もそろそろ限界…。光、覚悟しろよ…」
その夜の光は…
今まで見た事がないぐらい妖艷に咲いた。
そして…
『愛してる….』
俺がその言葉を囁くと、嬉しそうに微笑みながら意識を手放したのだった。
214人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
megu0415(プロフ) - こんにちは\(^ー^)/そんな僕らの日常生活シリーズが大好きなのでぜひ4、5のパスワード教えてくださいm(_ _)m (2019年3月29日 21時) (携帯から) (レス) id: 46aba09a30 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - けいままさん» こんにちは!けいままさん、いつも嬉しいコメント本当にありがとうございます!!日々の創作の糧です!!続きでは大ちゃんも雄也もオイシイ思いをするハズ…です!また是非是非遊びに来てください!( ´ ▽ ` )ノ (2016年11月16日 15時) (レス) id: 6995de65c0 (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - 夜の受けの皆さんが可愛い過ぎて、色気が凄過ぎて悶えてます。昼間のわちゃわちゃとのギャップがあり過ぎるところが、この作品の好きな所です。がんばれ、雄也!大ちゃん!! (2016年11月16日 9時) (レス) id: d225e5d52f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - こんにちは!コメントありがとうございます(´∀`*)今回は8人みんなで騒いでいるので、本当物語が進んでなくて…最終日まで何とか頑張りマス!また遊びに来て下さい(^_^) (2016年11月6日 6時) (レス) id: 6995de65c0 (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - この楽しすぎるお話が読み応えがあり過ぎて、私もまだ1日目!!てびっくりしました。女の子になってもJUMPで想像できるキャラ達が魅力的過ぎて!!楽しいです!! (2016年11月5日 22時) (レス) id: d225e5d52f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒猫ボス | 作成日時:2016年10月14日 12時