サマータイムパニック ページ1
「光、急な話なんだけどさ…暫く家に泊めてくんない？」
「どうしたのいのちゃん？裕翔と喧嘩でもした？」
世間がまだ夏休み真っ只中の8月。
突然いのちゃんがウチにやってきてそんな事を言い出した。
家飲みの延長とかで何度か泊まりに来たことはあったけど暫く泊めてくれなんて言われた事は初めてだったから、俺はスグに裕翔と何かあったんだろうなと察したのだ。
「……まぁそんなとこ」
歯切れの悪い返事であったが、バツが悪そうに視線を俺から逸らした所をみると図星なのだろう。
「俺は別にいいけど…
薮にも一応許可取ってね。今日は遅くなるみたいだけど」
「うん。わかった。とりあえず暫くよろしく」
＊
「ただいまー。光、接待先から高級フルーツ貰ってきたよって…」
「やぶぅおかえり！しかもリッチなお土産つき♡やったー！！」
「何でお前がウチにいる訳？伊野尾…」
「ちょっと、色々ありまして…
暫くここに厄介になる事にしたから。よろしく！」
「よろしくじゃねぇよ！いきなり人ん家に押しかけて何言ってんだよ？裕翔にでも迎えに来て貰ってさっさと帰れよ！」
携帯で裕翔に連絡しようとした薮をいのちゃんが止めた。
「ダメ！今家に帰れないんだよ俺…」
しかも、何か凄く深刻そうな顔をしている。
「なぁ薮、少しの間だったらいいじゃん。空いてる部屋もあるんだし、それに今日はもう、こんな時間だから…」
現在の時刻は12時を回った所。
今から駅に向かったところで終電も終わっているだろう。
「さすが光！持つべき者はやっぱり友だね！」
「光、こいつの事甘やかすなよ！
なら伊野尾、家に帰れない理由をちゃんと言え。裕翔と喧嘩したってだけなら明日にでも戻れよ」
「えー言わなきゃダメ？」
いのちゃんが少し可愛い子ぶって首を傾げながらそんなことを言っているが…
「ダメに決まってんだろ！」
薮には全く効果がないらしい。
「……はぁ…仕方ない。」
薮の追求に観念したのか、いのちゃんが諦めたように家に帰れない理由を話し出した。
「………バレたんだよ。俺たちの事…」
「バレたって誰に？」
俺は思った事を素直に口にした。
だって話が全然見えないし…
「両親が揃って急に出張から帰ってきちゃったの。
俺、ここの所ずっとゆーとの部屋で…その…
一緒に寝てたから………」
その先の言葉は続かなかったが、そんな事言われなくてもわかる。
コレって中島家？否、伊野尾家の大問題なんじゃ！！！
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megu0415(プロフ) - こんにちは＼(^ー^)／そんな僕らの日常生活シリーズが大好きなのでぜひ4、5のパスワード教えてくださいm(_ _)m (2019年3月29日 21時) (携帯から) (
レス) id: 46aba09a30 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - けいままさん» こんにちは！けいままさん、いつも嬉しいコメント本当にありがとうございます！！日々の創作の糧です！！続きでは大ちゃんも雄也もオイシイ思いをするハズ…です！また是非是非遊びに来てください！( ´ ▽ ` )ﾉ (2016年11月16日 15時) (レス) id: 6995de65c0 (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - 夜の受けの皆さんが可愛い過ぎて、色気が凄過ぎて悶えてます。昼間のわちゃわちゃとのギャップがあり過ぎるところが、この作品の好きな所です。がんばれ、雄也！大ちゃん！！ (2016年11月16日 9時) (レス) id: d225e5d52f (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ボス(プロフ) - こんにちは！コメントありがとうございます(´∀｀*)今回は8人みんなで騒いでいるので、本当物語が進んでなくて…最終日まで何とか頑張りマス！また遊びに来て下さい(^_^) (2016年11月6日 6時) (レス) id: 6995de65c0 (このIDを非表示/違反報告)
けいまま(プロフ) - この楽しすぎるお話が読み応えがあり過ぎて、私もまだ１日目！！てびっくりしました。女の子になってもJUMPで想像できるキャラ達が魅力的過ぎて！！楽しいです！！ (2016年11月5日 22時) (レス) id: d225e5d52f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒猫ボス | 作成日時：2016年10月14日 12時
