11話 ページ13
次の日、いつもみたいに目覚ましより早く起きて
いつも通りご飯を食べる…ただ1つ違うのは
スマホが通知を知らせていた
LINEの通知…
まふまふあ、あの!今度二人で会いませんか?
通知を見ればその言葉…
これって…デートの誘い?
なんて考えながらも考えすぎたろうと思い
トークを開く
A私とですか?
流石に既読は付かない、考えてみれば
朝早すぎたのかもしれない…迷惑だったかな?
それにしても…「お付き合いを前提に友達」なんて
本気で言ってたのかまだ分からない。
鏡の前に立って自分を何度見ても
地味な眼鏡の女子。
こんな奴…放っておけば良いのに…変な人
「夢物語…みたい…なんてね」
夢物語なら2人は付き合って幸せに暮らすんだ
でもね…そんなの無理に決まってるよ
才能がある人と無い人じゃ上手くいかないんだもん
(お前は…才能がない)
その言葉が頭を巡る…馬鹿みたい
今思い出すなんて。
こんな、苦しい考えを捨てて
私はまたいつもの靴を履いて外に出た。
こんなにも白黒の世界下らないと思うけど
これが日常なんだ。
「変わりたい…変われない」
ねぇ…まふまふ君は
本当の私を知っても、お付き合いを前提になんて
言えるのかな?
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作者名:ゆるたぬ | 作成日時:2019年2月13日 2時