35 ページ36
妹尾「男子うるさい」
A「元気よね」
白菊「これはどんなお味がしますの？」
メニュー表を凝視してそう聞く白菊はお嬢様だった
男子がお好み焼きの作り方について話している間、女子も普段話さないような会話をする
妹尾「Aもお嬢様だろうけど、お好み焼きは食べたことあるの？」
花沢「そうだ！九条さんの家って名門だよね！苗字からして雰囲気ある！」
A「彼氏と食べたことがある」
白菊「出ましたわ！九条さんの彼氏！」
恋バナをしていた女子だが隣で如月のスマホに届いた蓮が撮った写真をが気になり見た
A「ちゃんと撮影してたのね」
妹尾「よく撮れてる、意外」
白菊「……悔しいですわ」
県大会で悔しい思いをした白菊に女子は励ます
白菊「でも、日頃からもっと注意をしていれば」
如月「ダメダメ！そういう反省は。反省っていうより後悔じゃん」
山之内「次で取り戻そうよ」
A「そうよ乃愛、まだ3年あるしその頃は今回のことを学びいい射ができるよ」
お好み焼きに盛り上がり趣旨を忘れそうになったところを小野木が口を出す
小野木「次は桐先ももっと調子上げてくるだろうし、他の強豪校だっている」
竹早「輪倉とか松雪とかね」
桐先の菅原ツインズの話をしている間山之内はお好み焼きを切るが7等分されており如月が指摘した
如月「ていうか遼平？なんつー切り方してんの」
山之内「え？なに？」
如月「縦横十字がルールだよ」
切り方にこだわりを持たない鳴宮にもよくないと如月は言う
次に小野木が語る弓道脳に如月はめんどくさそうな顔をする
白菊「お好み焼きにかけるものですの？」
女子の視線の先には竹早が持つ七味だ
鳴宮「静弥は辛いものが好きなんだよ」
A「好きという領域を超えてる気がするけど」
花沢「あーでもそんな感じするかも、山之内くんは甘いもの好きとか」
山之内「当たってる！」
花沢「小野木は猫舌とか！」
如月「ドンピシャ！」
反省会にて部員の新たな一面が見えた気がして楽しい空間だった……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 361人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：奏 | 作成日時：2023年1月24日 8時
