Story8 紫色の独占欲 ページ10
side〜鈴音〜
ひよりの半妖化から数日間、私は学校を休んだ。
陽「鈴音〜♪」ｷﾞｭ
月「陽……今、僕が癒してもらってるんだけど」ｷﾞｭｩｩ
原因は、コイツら双子。最近、放置してた挙げ句、夜トと知り合って嫉妬したらしい。
それで、コイツらの機嫌が戻るまで構ってやってるわけだが…………
『……暑い』
月「だって。……陽が引っ付くから…鈴音暑がってる……」
陽「月が鈴音を独り占めするからだろ！！俺も癒して貰う！」
……最近、二人の独占欲が強くなってる気がする。ついこの前、神器の契約を交わしたばかりなのに……
コイツらは、神器のくせに私との感情の共有はしない。だから、私を刺す事もない。
実際、コイツらが私に対して魔が差したとしても、私に害はないし、コイツらも何故か無害だ。
『……そういえば…なんで夜トとひよりを毛嫌いしてんの？』
素朴な疑問だった。この前、ひよりに自己紹介させたとき、知り合いらしい夜トのみならず、ひよりにも威嚇しながら渋々、自己紹介したのだ
月「……鈴音以外の奴…皆嫌い。…ひよりとか言う奴も………鈴音にベタベタする奴は皆」
陽「俺も同意見かなー。」
ヤンデレ気味の返答が来た。聞かなきゃ良かったかも……
『ふーん………』
prrrrr prrrrﾋﾟｯ
ひよりから電話が来た。
内容は、夜トの神器捜しを手伝ってほしいとのこと。行く。と言おうとしたら月にスマホ取られた
月「……今、鈴音は僕とラブラブするので忙しいからダメ。」ﾌﾞﾁｯ
そういって切ってしまった。あぁ……誤解してなきゃ良いんだけどなぁ
そうして、私は記念すべき“青色”の神と“橙色”の神器との出会いを見過ごしてしまったのである。
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年5月5日 0時) (
レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ここまで読んでとても面白いと思いました！他のキャラとの絡みも気になります！これからも頑張ってください！首を長くして更新待ってます！ (2019年5月3日 23時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 面白かったです。応援してますんで此れからも頑張ってください。 (2017年9月27日 23時) (レス) id: ba06caeb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくう【白雨】 | 作成日時：2017年8月17日 17時
