Story6 深緑と夜のアヤカシ ページ8
side〜鈴音〜
退院して暫くは安静にと言われたので、退院してから数日、学校には行かなかった。
まぁ、安静に家で過ごしている訳ではなく、何処からか双子が持ってきたアヤカシ退治の依頼をやっているのだけど。
陽【今回のアヤカシは、比較的弱い、カエルみたいなアヤカシだよ！！！鈴音なら楽勝だね♪】
月【弱いけど……気を抜かないでね……擦り傷作ったら怒るよ……】
神器の姿になっている二人が話しかけてくる。
生き神になったからか、前よりも遥かに運動能力が上がった。ほんと、神がかっている身体能力だ。
跳んだら三メートルくらい跳べそう………やらないけど。
そんなことを考えてるうちに獲物が見えてきた。
『あれって……青色と……ひより？？』
ひよりがアヤカシに格闘技の技を掛けた。
アヤカシはまだ倒れていないのに、その近くでひよりは座り込んでいる。
アヤカシが攻撃を繰り出そうとする。近距離での攻撃は間に合わなそう……
『……雷撃』
手をアヤカシに向けると、雷の一線がアヤカシに向かって飛んでいき、アヤカシは消滅した。
陽の能力。雷を操る力。
初めて使ったときは、ここまでコントロールが上手くて威力もあるのは私が初めてだと驚かれた。
夜ト「っ！？！？…あ！！お前！！」
(こいつら……2度も…2度も俺を助けた)
ひより「鈴音！？学校来なくて心配してたんだよ！………それに、あなた！！あなたは何者なの？さっきの大きなカエルは何？？後、なんで鈴音は刀持って手から雷出したの！？」
それより……
夜ト「おまえさ……抜けてんぞ、魂」
『ひよりの体、そこに引っ掛かってるよ。』
そういうと、驚きながら自分の体を見るひより。
ひより「ど、どおしてっ……私、死 んでしまったの！？」
『安心して。ひより、死 んだわけじゃないから』
夜ト「そいつの言うとおりだ、本体は眠ってるだけ」
『多分、事故が原因……アヤカシを見、声も聴ける、ひよりも狭間の住人の仲間入り。中途半端に、だけど』
此方側にひよりもやって来た。
戸惑うひよりの“桃色”の目は不安気な目をしていた。
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まゆ - 面白かったです^_^続きが、すごく気になります^_^これからも、頑張って下さい^_^ (2019年5月5日 0時) (
レス) id: 406c27ad01 (このIDを非表示/違反報告)
ちあき(プロフ) - ここまで読んでとても面白いと思いました！他のキャラとの絡みも気になります！これからも頑張ってください！首を長くして更新待ってます！ (2019年5月3日 23時) (レス) id: c428feaf44 (このIDを非表示/違反報告)
小雨(プロフ) - 面白かったです。応援してますんで此れからも頑張ってください。 (2017年9月27日 23時) (レス) id: ba06caeb76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：はくう【白雨】 | 作成日時：2017年8月17日 17時
