第21Q ページ22
赤司と一揉めあった翌日。
昨日より結構早く起きた。
我が帝光バスケットボールには朝練がある。
そしてその朝練は今日から始まるからだ。
...ペーペーの新入生なのに「我が」とか偉そうに言ってもいいのかな。
まぁそれは置いといて、登校中、赤司とはいつもと同じように話しながら学校へと行った。
...思ったより普通でよかったよ。
まだ無口不機嫌クソ赤司のままだったら、面倒臭すぎて赤司置いてってたわ〜。
緑間「それで、昨日はどうだったのだよ」
朝練が終わり教室についた途端、言われた事がそれだ。
杏「どうって何が?」
緑間「お前、やはりバカだな。昨日の赤司との事に決まってるのだよアホめ」
杏「いやバカなのかアホなのか統一させてよね.....赤司とはフツーだよ、フツー。昨日の赤司がレアだっただけ」
教科書を机の中に入れたりと準備しながら言う。
真ちゃんの目は見てない、落としたらヤだし。
緑間「...お前達、もしかして恋人同士なのか?」
しかしその一言のせいで真ちゃんをガン見。
幸い教科書は落としていない、よかった。
杏「は?...いやいやいや、んなワケないでしょ!あんなの彼氏にしてたら身がもたんわ」
緑間「そうか、オレの目にはお前達は仲の良い幼馴染というより、互いを理解し合った恋人に見えたのだがな」
杏「あぁ、真ちゃん目悪いからね」
緑間「絶対そういう訳ではないのだよ」
悟ったような目で言う私をピシリと否定する。
杏「それともメガネの度があってないんじゃないの?新しいの買えば?」
緑間「そういう訳でもないのだよ!」
ツッコミに勢いが増した気がするのは気のせいだろうか、それとも私のボケのおかげなのか。
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作者名:ふーき | 作成日時:2017年4月24日 18時