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第18Q ページ19

___部活動終了









杏「さつきばいばーい!」





桃井「ばいばい!杏!」









さつきととびっきりの笑顔で帰りの挨拶をしていると、青色の彼を忘れている事に気付いた。









杏「あ、青峰君もさいなら」





青峰「おー」









片手をあげて言う青峰君。



返事はテキトーだが言ってるだけよしとしよう。




次に向かうは幼馴染の所。



近所だから一緒に帰るんだよね。









杏「お疲れ、赤司」





赤司「あぁ、ありがとう」









私の目を見て微笑む赤司。



パッと見は紳士なんだけどな...。


内側がね、こう.....ね。

言葉で言い表せないくらい凄まじいよ。









杏「んじゃあ帰ろっか!」





赤司「そうだね」









涼しい顔をした赤司。



練習はキツイはずなのになんでこんなにサラっとしてんだろうか。



いやでも練習中は汗だくだったな。


やっぱり切り替えが大事なのかな。


でも汗の切り替えなんてできんの?赤司。


というか汗の切り替えってなによ。









赤司「そう言えば、緑間と随分仲良くなってたね。杏が人と仲良くなるなんて珍しい」





杏「人をコミュ障みたいに言うなよな」





赤司「せっかくオレが遠回しに対人恐怖症って言ってあげたのに...ストレートすぎるよ杏」





杏「恐怖もしてない!」









軽い言い合い、日常茶飯事の光景にいつもとは違うモノが入る。









緑間「お疲れなのだよ杏」





杏「あれ、真ちゃんじゃん!お疲れ様!」









お疲れ言ってくれんなんて、こっちが本物の紳士なのかな?細すぎてウザイ時もあるけど。









緑間「お前、見た限りでは先輩の話を全然聞いていないようだったが、大丈夫なのか?」





杏「よく知ってるな〜大丈夫だよ、多分!」









練習中によそ見は禁止だぞよ真ちゃん。


真剣に取り組むのだよ。









緑間「心配しかないのだよ...」





杏「はっはっは、まぁ気にせず!」









呆れている真ちゃんに高笑いをかます私。



こういうのをシュールって言うのかね?

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作者名:ふーき | 作成日時:2017年4月24日 18時

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