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旅立ち ページ4

旅立ち
神の岩を降りた陽菜・イレブン・エマ。
特にイレブンに声をかける村人が多く、お母さんに報告しに行きなさいと声をかける人が多かった。

陽菜:「(.......明日、旅立つのかな.......ストーリーを知っているから、少し辛いなぁ.......。)」

陽菜がそんな事を考えていると.......

イレブン:「陽菜、どうする?僕、これから家に帰るけど.......良かったから、泊まらない?」

と、声をかけられる。

陽菜:「え、いいの?こんな見ず知らずの人を家の中に入れて。」

エマ:「ペルラおばさんならそんな事気にしないと思うわ。むしろ、喜んでくれそう。」

陽菜:「(それはどんな意味でだ(苦笑))それじゃぁ、お願いしようかな。イレブン達と一緒に神の岩に行ったのは良いけど、これからの事とか考えないとだったし。」

イレブン:「母さんに掛け合ってみるよ。」

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────イレブン宅

?:「あぁ、イレブン。お帰り。無事に成人の儀式を終えたようだね。村中で噂になってたよ。.......ところで、そちらの人は?」

と、優しそうな女性が陽菜に視線を移して問い掛ける。

イレブン:「陽菜って言うんだ。ついさっき、友達になったんだよ。」

陽菜:「ボソッ)友達.......?」

陽菜はイレブンが言った“友達”と言う言葉に引っ掛かりを覚えたようだが、直ぐに考えないようにした。

陽菜:「こんにちは。突然すみません。陽菜と言います。イレブンとはつい先程お会いして仲良くさせて頂きました。」

丁寧に挨拶を交わす陽菜。

イレブン:「凄い.......やっぱり4つも歳が違えばこうも丁寧な言葉になるんだ.......。」

エマ:「いや、陽菜さんが慣れすぎているだけだと思うわ。」

ペルラ:「息子と仲良くしてくれてありがとうね。それにしても、会っていきなり神の岩を登ったのかい?それは疲れただろう。うちで泊まってきなよ。」

イレブン:「ありがとう、母さん。ちょうどお願いしようと思っていたんだ。」

ペルラ:「良いってことさ。ところで陽菜さんにエマちゃん。うちのイレブンは2人の足でまといにはなっていなかったかい?」

陽菜:「いいえ。魔物との戦闘の時、冷静になられていました。初戦ではなかなか上手く行かないはずですが、凄いとしかいいようがありません。」
市川:「私は市川陽菜だぜぇクークックックw。ヨロシク♪」
ペルラ「ヨロシク♪市川陽菜ちゃん」

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作者名:ひな | 作成日時:2024年3月18日 22時

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