トリップしました ページ1
夢主:「はぁぁぁぁ.......終わったァァァ.......」
???:どつかれさん。クックッ♪
テレビゲームの前で大きな溜め息をついてはぐーんと腕を伸ばす1人の少女。その人は、卯月陽菜。そしてもう1人は、彼女の友達市川陽菜。
陽菜:「もう.......カミュが最高すぎてやばかった.......というか、カミュを好きにならない人っているのかな.......。」
市川:「知らねぇよ❗️」
うーーーん.......と考えてはいたが、直ぐにやめた。そして、時計を確認する。夜の8時を指していた。
陽菜:「もうすぐバイトかぁ〜.......まぁ、お金は自分で稼がないといけないし.......(何せ親に捨てられた身だし、育てのおじぃちゃん達も.......)」
と、陽菜はマイナス思考に考えていたが自分の両頬をバチンっ！！と叩き.......
市川:「頑張ってこいよークックッ♪」
陽菜:「今日まで頑張れたんだ！！明日も頑張ろう！！」
おー！！と、拳を上げた時だった。
市川:「クークックック。ん？」
───勇気ある者よ かの者の力となれ
さすれば汝の求める物が 見つかるだろう
市川:「クッ。」
陽菜:「へ？」
不思議な声を聞いた瞬間。テレビが輝き出す！！
陽菜:「はぁ！？なにこれぇぇぇ！！」
市川:「クークックック。クーーッ。」
先程までいた陽菜の姿は、どこにもなかった。
そして.............
？:「.......ぇ.......ねぇってば！！」
陽菜:「ん.......？(呼ばれてる？)」
市川:「クッ(眼鏡のレンズ)ピキッ」
気を失っていた陽菜と市川は、瞼を開ける。
？:「君達、大丈夫？急に目の前に現れたから驚いたよ。」
髪は黒く、長さは肩よりも短め。一瞬、女の子かと思ったが声は低い。ましてや、陽菜はその人物に見覚えがありすぎる。
陽菜:「(え、えぇぇぇぇぇ！！は！？ちょっと待って！？)え.......と.......すみません、私も何故あなたの元に現れたのかは分かりません。」
市川:「そうだなぁ。クックッ♪」
？:「そうだよね.......あ、僕の名前はイレブン。君の名前は？」
陽菜:「(まさかのデフォルト名！！そして声が良き.......)陽菜です。20歳です。」
市川:「私は、彼女の友達市川陽菜だぜぇクークックック。17歳だ。」
陽菜が年齢を伝えるとその少年は「歳上なんだ！！ごめんなさい！！」と謝罪する。
陽菜:「気にしてないですよ！！全然敬語じゃなくて大丈夫です！！.......ところであの、ここは？(どう見ても此処はDQ11の風景。それにイレブンの服装からするに.......)」
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作者名：ひな | 作成日時：2024年3月18日 22時
