ドS攘夷志士は男装しているそうです

八話　ドS!オキタ君 ページ9

甘味処で団子を食べて糖分補給


『あれ、オキタ君じゃ〜ん』


沖田｢よくも騙してくれたねィ｣


『騙される方が悪いんだよ』


カチャリと金属の音

視線を落とすと手錠

皆様捕まってしまいました


沖田｢攘夷浪士を野放しにする警察がいると思うんでィ｣


凄く綺麗な真っ黒の笑顔ネ!!

怖いからやめようね!


『な、何でもするから許してぇぇぇ……』


沖田｢なんでも〜?｣


『ア……ちょっ、いやーーーーー!!』


引きずらないでよ、もっと丁寧に扱ってよ!


ーーーーーーーー

『あのーオキタ君?ここはどこかな』


沖田｢俺の部屋でさァ｣


『まだ出会ってちょっとなのにもう襲われちゃうの?』


沖田｢何言ってんでィ、キチガイって呼ぶぞ｣


『黙れクソガキ、殺すよ』


互いにメンチを切りあっていたが面倒臭いのでやめた


『で、何すればいいの』


沖田｢潜入調査に行って欲しいんでさァ｣


『潜入調査ァ?……どこに行けばいい?』


沖田｢ブラッディ・ファングっていう攘夷浪士のグループでィ｣


『何それ、ブラッディ･ファングってｯ』


これは傑作だ!マジでかよ

僕もグループ名つけよっかな

……そういえば僕一人ぼっちだったの忘れてた


『情報を渡せばいいんだね。リョーカイした!オキタ隊長!!』


塀を飛び越えて早速仲間にしてもらおうと思いました!

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