ドS攘夷志士は男装しているそうです

二十三話　ペットは責任を持って飼いましょう ページ25

真選組屯所到着


『警察がストーカーって世も末だな』


門に向かってゴリラを投げる


｢姫宮!?なんでアンタがここに｣


地味な男の子(?)が目を見開いてこっちを見ている

それより君の右手に持ってるラケットが気になるんだけど


『ダメだよペットは飼い主が責任持って育てなきゃ』


｢す、すみません…。いやちげェーよ!!｣


『あ、オキタ君。やっほ〜』


呼ぶとこちらに来てくれた

ガムをぷくーっと膨らましていた


沖田｢何のようでィ｣


『君達のペットを返しに来たの。妙ちゃんの家に勝手に入らないようにきつく躾しといてよ』


沖田｢分かりやした。しっかし攘夷浪士が一人でここに来るたァ捕まりにきたんですかィ｣


そう言って刀を抜いた


『まさか。僕は君と戦う気はないよ。だって面倒臭いし』


オキタ君は僕に切りかかってきた

当然僕は避ける


沖田｢刀を抜きなせェ｣


『殺しは好きじゃないんだ』


屯所内を逃げ回る

僕なにか悪いことしたっけ?

……沢山あるわ


『顔に落書きしてごめんって!!』


沖田｢あれテメェだったんかィ。許さねえ｣


『違うの?!じゃあなんだよ!!』


土方｢うるせェーよ!!……姫宮?｣


『あれ?ニコチンマヨネ野郎』


土方｢違うわッ!!｣


怒ってばっかだとはげるよなんて言わない


僕って人を怒らせる天才じゃない?



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