15皿目 ページ15
You side
『っよし、これでいい…のか???』
勘だけを頼りに着はじめた俺は鏡の前でおかしい所がないか確認する
そもそも料理人の服なんて着るのも初めて、見るのも初めてなんだが
本来はそこで倒れてるメイド達に着せてくれる予定だったのかm
＜母「Aちゃ〜ん♡お着替えの時間よ〜ほぉら、ばんざーい!!」＞
＜『おかあしゃん、コレ女の子のお洋服だよ〜?』＞
＜母「いいのいいの♡あら…やっぱりとっても似合うじゃな〜い♡♡」＞
ゾワッ!
思い出しくもない過去の記憶のせいで鳥肌がたった
『着替えくらい一人でやれる…はず……』
幾つもあるボタンを1つずつ閉じ、白いスカーフ?みたいな布を手に取る
『これ何処に巻くんだ?』
首を傾げ考えていると後ろから誰かの気配
『ッ?!!』
ht「^^」
その正体は憎たらしい程の笑顔を浮かべていた
『はっ倒すぞ』
ht「うんうん、会った時より様になってるよA。ところで
『なんか急に鼻血吹いて倒れたんだ』
ht「ふぅん。開会式まで時間があるね…ちょっと着いてきてよ」
『おう』
俺は蘭に案内されるまま後を追う
ht「…調理されたのは
目移りしながら城内を歩く俺には蘭のこの言葉が耳に入らなかった
ht「それじゃあ、呼ばれるまでこの部屋で待ってて」
連れて来られたのは煌びやかな装飾がされた扉の部屋だった
中に入り、俺の口からは
『広っ』
と言葉が漏れた
ht「ふふっ、驚くのはまだ早いよ。君の戦闘場所はここよりももっと広いからね」
『戦闘場所?』
ht「キッチンだよ」
『マジか』
蘭の話に驚いていると真面目そうな顔をした男が入ってきた
??「おや先客がおりましたか。…これはこれは貴方様は我々国の幹部、ひとらんらん様ではありませんか。総統閣下様はご健在でおりますか?」
入ってくるやいなやペラペラとよく喋る奴だな
ht「うん、こんにちは。君も料理人候補?」
Jr「はい。ぴくと国の代表料理人の"ジェラトニー・ドルマンテ"でございます」
(Jr＝ジェラトニー・ドルマンテ)
じぇら…なんだって?
ジェラートか??
ht「今日は遠方からよく来てくれたね、えっと…じぁ、じゅ…ジェラート君」
諦めんな
Jr「……はい、このジェラート。誠心誠意を皿で表現させて頂きます」
お前もそれでいいのかよ
ht「あぁ、彼の自己紹介がまだだったね。彼はA。僕が推薦した料理人だよ」
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かなた(プロフ) - 夢主くんみたいに、美味しい料理をささっと作れちゃう人って尊敬します！新たに料理人候補が2人でてきましたね〜 夢主くんは面接に受かることができるのか、とっても楽しみにしています(*´ω`*) 更新頑張ってください(*´ｰ｀)ゞ (2019年11月22日 5時) (
レス) id: 92386971e2 (このIDを非表示/違反報告)
スラン(プロフ) - これ腹減ってる時に読むとアカンやつですw晩飯前に読んでてめっちゃ腹減ってご飯2回おかわりしてしまったwww (2019年11月3日 1時) (レス) id: 9adae06b08 (このIDを非表示/違反報告)
甘党犬(プロフ) - 西園寺 さじさん» 長文コメ＆アドバイスありがとうございます!!!ですよね…情景描写あんまり掴めてなかったですよね。。もう少し工夫して書こうと思います!!!これからもこの作品をよろしくお願いします!!!!! (2019年10月26日 11時) (レス) id: 63326892d0 (このIDを非表示/違反報告)
西園寺 さじ - 丁寧でとても素敵ですね！ただもう少し情景描写が欲しいかなと…。今のままでも十分素敵で満足出来る肉厚な作品となっていますし、自分も未熟者で言えたことではないんですが、もっともっと素晴らしい作品になっていただきたいと思いまして！更新頑張ってください！ (2019年10月22日 16時) (レス) id: 8be9f99a12 (このIDを非表示/違反報告)
甘党犬(プロフ) - アクトレモンさん» なんとッ?!面白いですとな?!ありがとうございます!!!! (2019年10月10日 19時) (レス) id: 63326892d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：甘党犬 | 作成日時：2019年9月21日 20時
