episode91 ページ42
士道「ヒュ〜♡リンリン大胆」
凛「うるせぇ、これで分かったかもう2度と手ェ出すなよ」
凪「凛ってそんな奴だったんだ」
凛「お前もお前だ...」
そう凛が言いかけてAを見つめた時、Aは膝から崩れ落ちた。それでも繋がれていた手は離さなかった。
『はぁ〜、本当にばか』
「「「ぐっ」」」その言葉にやられた3人がいたとかいないとか。
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そして第二試合。
試合は何事もなく終わり、凪と玲王2人の関係性が少しだけ動いたかなって瞬間にAは笑顔をこぼした。
そして試合もラストとなり第五試合目で問題は起きた。
蜂楽「ありゃー嫌な予感」
『えっ?』
凛「終わったから心置きなくブチ殺せるぜ...実力不足のゴミ虫野郎」
士道「あぁ、完全に同意よ再起不能にしてやるよ!!」
そう言うと士道くんは勢いよく膝蹴りを凛の顔面へと入れた。それが決まり凛は鼻血を出してしまった。
『凛...!』
凪「だめA。危ないよ」
そう凪に引き止められ凛のもとへと駆け寄ることが出来なかった、でも鼻血が出てふらついている凛にもう一発入れようとしている士道くん。
Aが心配で目を反射で瞑ってしまったその時、起きた出来事は誰も予想していなかった。
「ったく、いい加減にしろお前ら」
そう絵心が士道に対して電気ショックを使ったのだ。
絵心「これにて全試合終了。6時間後U-20日本代表に挑むレギュラーを発表する」
「それからAちゃん、“彼”がお見えになるからまた案内よろしく」
『はい...』
そしてモニターは消えてしまった。私はモニターが消えて何より1番に2人の元へと駆け寄った。
士道くんは気を失っている。凛は...血が止まらない。
『しっかり押さえて。他に痛むところある?』
「それより“彼”って誰だ。外部の彼氏とやり取りでもしてんのか、いい身分だな」
『そんなんじゃないし、彼氏なんていないから』
「じゃあ何だよ」
『...』
凛が不機嫌で後ろめたい気持ちでいっぱいだった。
本当はさえだってことも伝えたいし、私達の関係だって聞いて欲しい。
「はっ、何も言わねぇってことはそうゆうことなんじゃねぇか」
『違うの、本当に違う。...言える時が来たら言うからそれまでもう少しだけ待ってて』
「...」
そこまで言うと凛は黙り込んだ。そして言った
「分かった、待ってやるよ」
私はその凛のたまに見せる優しさに笑顔で「ありがとう」と返した。
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小雪(プロフ) - 翔奈さん» コメントありがとうございます!更新が遅れてしまって申し訳ないです...。あと少しよろしくお願いします( ̄^ ̄)ゞ (2023年2月17日 7時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
翔奈(プロフ) - 更新とっても嬉しいです( ; ; ) (2023年2月16日 22時) (レス) @page47 id: 43e26a5008 (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - itori0828さん» コメントありがとうございます!絶対とは言えませんが前向きにじっくりと検討してみます...!この作品も最後までよろしくお願いします!! (2023年1月17日 12時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - Manakaさん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて本当に嬉しいです。これからも楽しんでいただける作品作りを心がけます...! (2023年1月17日 12時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
小雪(プロフ) - ここなさん» コメントありがとうございます!じっくり検討してから答えを出したいと思います...!これからの更新もお楽しみに (2023年1月17日 12時) (レス) id: 3c7869de8a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:小雪 | 作成日時:2022年12月3日 19時