自身の決意は大事だと思う人間だ ページ4
「もしも、許されるのであればどうか、容認して頂けると嬉しいです。
頷き難い話であります、もし容認されたとしてもその先、竈門禰豆子が人を襲うという行為にかかった場合
六鬼 Aは腹を切ってお詫び致します“」
私は決めていた
煉獄さんの為に生きるといいながら、禰豆子ちゃんの為に死ぬ。けど、それでいいと思った
そんな人生も悪くは無いと感じたのだ
「……切腹するから何だと言うのか、死にたいなら勝手に死に腐れよ、何の保証にもなりはしません」
「不死川の言う通りです!人を喰い殺せば取り返しのつかない!!殺された人は戻らない!」
まぁ、正論である
しかし、私にも言いたいことはあったが何も言わずに無言で座っていた。
炭治郎をちらりと見ればポロポロと涙を流していた、炭治郎が泣いてしまったら行けないじゃないか、お兄ちゃんなんだから
そのまま話を続けていたら鬼舞辻という人に会っているということ
そいつが鬼の首領か…
まぁ、それよりもそろそろ降りたい!お尻が痛い!
ここで話すのもアレだしなあ、かと言って動くのも失礼だろうし
「鬼舞辻無惨を倒します!!」
その言葉を聞いた瞬間、お館様に論破されては皆の肩が震えていた、もちろん悲鳴嶼さんの肩も
「(悲鳴嶼さん、痛いので降りてもいいですか)」
小声で言えば、すまないと言っては下ろしてもらった。私が悪いので貴方が謝る必要は無いんですけどねえ、と思いながら地面に正座した
座った後、炭治郎は隠の方に連れていかれた
皆の話が終わったようで御館様がこちらを向いた
「Aに話したい事と渡したい物があるんだ、後で呼ぶから柱合会議に参加しながら待っておいてくれ」
『…分かりました』
ぇ、えー…
あんな大々的に私の手紙読まされた後に柱合会議ですか?嫌だな、恥ずかしさの塊じゃないか
そして皆ゾロゾロ、ついでに私もちょこちょこと着いて言っては屋敷内に入った
悲鳴嶼さんを長に2列に輪になるように座った
私は当然今回はしのぶさんの横!
え、煉獄さんの横だと思った?いいやいいや、あんな事あって隣に座れないよ!殺されてしまうもの!
「おい、冨岡、六鬼、鬼側に立つなんてどういう心変わりだ?」
『鬼側と言っても、竈門禰豆子さん側と言ってくださいよ、鬼側なんて言われたらほかの鬼も庇ってるみたいじゃないですか?』
冨岡さんもなんか言ってやれ、伊黒さんのネチネチ攻撃はウザイんだ
なんてこの後のことも考えずに反論した私が馬鹿だった事を後々後悔した
柱と下っ端の喧嘩は死ぬ程めんどくさい人間だ→←荒れる場は好まない人間だ
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作者名:ハクリン☆(中二病JC) x他1人 | 作成日時:2019年8月3日 22時