嫉妬?いや、敵対心を思う人間だ ページ15
伊黒さんと蜜璃さんが任務で蝶屋敷を出た後
我を取り戻しては直ぐに2人に文を書いては蝶屋敷にいる鎹鴉に文を送って貰った。
それから、数日後
2人からの文が来ては長い文を要約すると「何ともない」ということだそうだ。
そして、炭治郎たちの一緒に機能回復訓練で私の足は日常生活では、使えるものになったが、戦いにおいては今はまだ難しいとのこと
だからといって、休める訳でもない。
明日には合同任務があるし、まさかの全員顔見知りだった訳なのだが、あの日以来全く顔を合わせに行ってないので蝶屋敷を抜け出しては、あの人のところへと向かった。
『あれは……』
あの人のところへと向かう途中、街のお団子屋で腰をかけて団子を頬張る私の、大大大好きな煉獄さんがいたのであった。
「む!!六鬼少女!!足は大丈夫なのか!!
それと団子を追加で20本頂こう!!」
「はいよ〜、嬢ちゃんも座っときな」
『あ、ありがとうございます。
私を心配してくれてる!?
愛してます!!だけど、なぜ両手から団子が離れないんです!?』
『団子と私どっちが今心配ですか!?』
私は情緒不安定かよ
しかし、しかし、言い訳をさせて、そういう時期もあるんだってことを。
と、話は戻すが、コロコロと私の情緒は変わるのだが、煉獄さんは太陽にも負けないぐらい輝いてる笑みをこちらへと振りまいた。
しかし、その笑顔から出てきた言葉は「団子だ!」なんて言葉を左から右へと通り越して、都合のいい解釈をしては心を保った。
『明日は、煉獄さん達と任務ですが……
この面子で大丈夫です?』
「うむ、大丈夫だろう
見たところあの少年は心意気がいい!
少年が良ければ継子にしようと考えているな!!」
『…………は?』
私は、口を開けては、煉獄さんであろうお方に失礼な言葉が出てしまった。
何かを持っていたら、誰かに投げてしまいそうなぐらい私はわなわなと怒りが湧き上がる。
『いやいや、まさか、ねぇ?
煉獄さん、冗談ですよね?』
「冗談ではないぞ?
君より炎の呼吸を扱えそうだし、なんと言っても無惨を倒すといったあの心意気に俺は心にグッときた!」
煉獄さんは純粋に彼を褒めていた。
私を貶しているのも悪意はないようだが、何故?
私があれだけ継子継子と言っているのにもかかわらず
思考回路が熱を上げそうなくらい回転しまくっては故障してしまうほど、頭が真っ白になっていく。
『れ、煉獄さん、ちなみに私は……?』
「まだ考えてないな!」
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作者名:ハクリン☆(中二病JC) x他1人 | 作成日時:2019年8月3日 22時