11 〃 ページ14
しかも、俺ってこの時すげークソガキで、敬語なんて使えないし、礼儀なんて知らない時期。
ほんとにダンスできない先輩がいたんだけど、レッスンのやり方っていうか…とりあえず気に食わない奴がいたんだよね…笑
俺、思ったらすぐ口に出しちゃうタイプだから、
「要領わるっ…」
って言っちゃって。
そしたらまさかのその先輩に聞こえてて、
「は?お前今なんて?」
って。
やばい…本気で終わった…
って思った時、
いつの間にか隣にいたAが、
『私そんな要領わるい?(笑)ニカに言われるなんて終わりだわ〜笑』
って。
「あ、俺じゃねぇのかよ。」
そいつはすぐどっかに去って行ったから、すげー助かった。
「A、ありがと…。」
『馬鹿ニカ。』
って言いながらも、Aは優しく微笑んでた。
Aといたら素直になれるし、プライベートでもよく遊ぶようになってた。
正直、"女のくせに"って思ってたのに、そんなこと思わなくなってる自分にびっくりした。
人懐っこくて、好かれるタイプなのに、女だからってJrの中にあまり友達がいないのが、なぜかおれは嫌だった。
でも、俺は友達沢山いたから、ちょっとずつその中にAを混ぜたら、少しはみんなと馴染めるようにもなってた。
『ニカ、収録始まるよ?』
って、そこで我に返った。
そっか…収録前だったわ。
「俺、なんでお前と仲良くなったか思い出した。」
『もう、またその話ー?(笑)』
少し照れ屋で素直なAが、大好きだったなー。
133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
里映(プロフ) - 続き楽しみにしております。 (2018年7月4日 23時) (レス) id: 6f399f5641 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミッフィー | 作成日時:2018年7月4日 19時