第21話 ページ24
gr side-
……………何だこのピリピリした空気は。お茶会で楽しくワチャワチャするつもりだったのに!!
今テーブルを囲んでいるのは、俺含め4人。オスマン、エーミール、Aだ。
オスマンは警戒心を解かず、エーミールは苦笑い、Aは異様にテンションが高い。
俺がトントンを撒き!走り!買って来たお菓子だと言うのに!!
gr「オスマン!!このケーキはオスマンが好きな店で買ったんだゾ!」
os「あ、そう。」
何だと!!この俺が雰囲気を変えようと話しかけてやったのに!!
gr「…………………。」
os「…グルさん?」
gr「俺は怒っているゾ!!オスマンがケーキを前にして騒がない事など無い!!」
そう言うと俺はケーキをオスマンの口に突っ込む。驚いたオスマンは目を見開く。
os「お、お、お!
おいしいめう!!!!!!!!!」
オスマンは目をキラキラさせる。するとオスマンはお菓子をいつも通り食べ始める。
その様子に俺とエーミールはホッとする。
em「ところでAさんはお菓子が好きなんですか?」
お茶会が始まってからAはずっと、キョロキョロしながらお菓子を見ていた。
『分からない。あまり食べた事がない。』
gr「お菓子を食べないだと!!人生損してるゾ!」
俺からしたらお菓子を食べない日があるだけで驚きだ。
『だが興味はある!!!作る工程!種類の数!様々な事が興味深い!!
子供のころ食べたケーキが美味だった事を今でも覚えている!
食べたくて仕方がない!!!』
豹変したAに少々ビビる。目をキラキラさせて……………5歳児かな?(
em「ここにあるお菓子は全て食べて良いんですよ?」
エーミールがそう言うと「本当か!!」と言ってバクバク食べ始める。Aなりに遠慮していたらしい。
em「私はそろそろ本の整理に向かわなくては………。」
エーミールは最近図書室をあのアホ共に荒らされて困っているらしい。注意しなくては。
gr「了解だゾ!オスマン、お前も書類があるのでは?」
os「俺はグルッペンの側離れんから。」
オスマンがAを睨みながら言った。ふむ。オスマンは用心深いな。
gr「お前は俺がこんな細っこいのに負けると思っているのか?」
os「!?」
オスマンにしか聞こえない声の大きさで話しかける。
os「………分かった。油断はするなよ?」
オスマンもAに聞こえない音量で話す。
gr「俺を誰だと思ってる?
お前らの総統だゾ!!!」
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人格 変動なし
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ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
