第1話 ページ3
gr side-
gr「ゾムを倒した男が居るのはこの先か?」
先日一般兵がやけに慌てて総統室を訪ねてきた。そいつが言う事には、男がゾムを倒したとのことだ。
(ゾムに限ってそれはない。)
俺はその時本当だとは思っていなかったが、その1時間後に目をキラキラさせたゾムがダクトから降りてきて、事実だと言うことが分かった。
zm「俺を倒したやつどこにおるん!?」
そうやってゾムが会いたいと聞かないので、こうして俺とゾム、そしてオスマンを連れて男が居る地下牢へやって来た。
gr「本当にこいつなのか?ヒョロヒョロだゾ?」
zm 「こいつだよ!こいつ!!」
ゾムがはしゃぐ。
zm 「お前強いな!!何者なん!?」
身を乗り出すゾムをオスマンがなだめる。
???「え、えっと。ひ、人違いです。」
zm 「!?」
青い瞳をさらに大きくして、キョトンとした表情をする。心なしか怯えているようにも見える。
zm 「お、お前そんな感じやったっけ?」
ゾムから聞いていた人物とはほど遠い。ヒョロヒョロだと思っていたが、気も弱そうだ。
zm 「お前もっと悪そうな感じやったろ?口調も敬語じゃなかったし。」
ゾムが混乱している。
(演技か?)
そう思い俺はオスマンの方を見る。オスマンは俺の視線に気付くと首を振った。
オスマンが首を振ったという事は演技では無いのだろう。オスマンは人の嘘を見抜く事が出来る。
gr「ゾム。人違いだったんじゃないか?」
zm 「いや、絶対こいつやで!!」
zm 「雰囲気は違うけど確かにこいつなんや!!!」
どういう事だろうか。この男が嘘をついていない事も分かったし、かと言ってゾムも嘘をついてるとは思えない。
gr「お前はこの緑の奴を見た事があるか?」
???「は、はい。殴っちゃってご、ごめんなさい。で、でも僕が殴った訳じゃ……」
俺はまたオスマンの方を向く。首を振るオスマンもこればかりは疑問のようで、顎に手をやり考えこんでいる。
zm 「俺、うじうじしてる男嫌いやねん。」
そう言うとゾムは牢の中に入り、男の胸ぐらを掴み、顔を近付ける。
zm 「本性表したらどうや。」
ゾムは男を睨みつける。俺達からしたら慣れたもんだが、一般兵は気絶するレベルだ。
???「そんなに近づいて…うふ♡なぁにお兄さん?」
zm 「!?」
口調が突然変わる。ゾムは驚き男から離れる。
???「つれないねぇー。んー、僕悲しいなぁ?」
zm 「ど、どういう事や!?」
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人格 4/????
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ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
