第13話 ページ15
A side-
さてと、そろそろ夜ご飯の時間かな。憂鬱だ。ゾムくんに秘密がバレてしまった。
皆に言ってしまっただろうか?言わないでくれと頼むのを忘れていた。
なら夜ご飯を食べなければ良いといえば、そういうわけでもない。
今日の朝は早く出てきてしまったし、昼ご飯に至っては食べてもいない。
(あいつは少食だからなぁ)
僕は割り切って食堂へ向かう。途中ゾムくんに会うと申し訳なさそうな顔をしていた。
(やっぱり普通には接してもらえないな。)
僕は食堂に入った時の皆の反応を予想して、暗くなる。重い足を上げ、この際堂々と、と思い顔を上げて食堂に入る。
kn「おお!!A!!!」
sha「一緒に食べようや!!」
食堂に入るとコネシマくんとシャオロンくんが、一緒に食べようと言ってくれた。
『君達……僕の傷の事………』
そう言いかけると、ゾムくんが手を顔の前で振る。焦っているようだ。言うなという事だろうか。
syp「どうしたんすか?」
『あ、ああ。何でもないよ。』
ゾムくんは何も言わないでくれたようだ。
zm「朝は俺一緒に食べられなかったから、Aと一緒に食べるんや!!!」
そう言うとゾムくんは僕の横に座る。反対の横にはコネシマくんが座り、他の皆はいつも通り座った。
俺はいつも通りの皆にホッとして、話し始める。
『ああ!ゾムくんトマト残してる!!!』
zm「ゾムくん!?」
sha「お、お前人格変わっとるやろ!!!」
僕はフォークにトマトを刺し、ゾムくんの口に当て、口をこじ開けようとする。
『コネシマくんもシャケばっか食べないの!!』
コネシマくんの皿に野菜を乗せる。
『シャオロンくんも残さず食べる!!』
シャオロンくんの皿にまだ残っていた物を指差し、睨む。
『ショッピくんもちゃんと食べないと駄目!!』
ショッピくんがゼリー飲料ばかり飲むのを見て、皿に野菜やら肉やらを乗せる。
zm「いーやーや!!トマトは嫌いなんや!!!」
kn「シャケのがうまいやん!!」
sha「無理無理!!」
syp「っちょ!俺固形物は……」
皆駄々をこねる。すると少し遅れて、大先生達がやって来た。
ut「おいおい。なんだい。この地獄絵図は。」
へッと大先生が笑う。それを見たコネシマくん達が大先生を椅子に座らせて、パプリカを口にもってくる。
kn「大先生。笑ってないでお前も食えや。」
ut「やだあ"ー!!マジ無理だって!!」
そんな様子に僕は大きな声で笑った。
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人格 7/????
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ザックザク(プロフ) - 夢みた猫さん» コメントありがとうございます！！読んでいただいて本当嬉しいです！！！元気になりましたwwほんとありがとうございます！！！ (2020年5月19日 14時) (
レス) id: 4500345d4c (このIDを非表示/違反報告)
夢みた猫(プロフ) - 更新ありがとうございます！私は初コメですが、楽しく読ませてもらっています！他の方にはなかなかない設定なので内容はなんとなくではありますが覚えているので大丈夫です！これからも楽しく読ませていただきますので、頑張りすぎない程度に頑張ってください！ (2020年5月16日 14時) (レス) id: 1ac7f0a6ed (このIDを非表示/違反報告)
ザック(プロフ) - かなとさんありがとうございます!気付きませんでした。 (2019年10月17日 20時) (レス) id: 4cb8e8b04b (このIDを非表示/違反報告)
かなと - オリジナルフラグをお外し下さい (2019年10月17日 20時) (レス) id: fca7c03b31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ザック x他1人 | 作成日時：2019年10月17日 20時
