# 42 ページ42
△.
私には誰だか分からなかったが
彼女には分かったらしく
女「れ 、ん君 」
そう言った
「あ 、廉君だったのね」
私 、あんなに仲良くしてるのに
いざとなると分からないものね
廉「いや 、声で気付や !!
阿呆なん ? いや 、阿呆なんやけど」
は ?
誰が阿呆だって ?
「お前だって阿呆な時あるじゃんか !」
廉「誰が阿呆やって ?」
「それは此方の台詞です‐」
いつの間にか 、
茶髪女子の存在を忘れそうになった
女「……ウザ」
小さな声で 、そう呟いた彼女は
それから私に近づいて来た
え 、何々何々
廉「ﾁｯ 」
怖い 。
そう思った時
私の体は動いていた
「あれ ?」
私 、自分の意思で
動かした覚えは無いぞ ?
廉「おっ前 、誰かに
助けとか求めろよな !」
目の前には
走る廉君
少し下には
繋がれた手
あ 、廉君が
助けてくれたんだ
廉「俺から 、彼奴に言っとくから」
「え 、いいよ 、そんな !!」
そんな事されちゃ
私 、助けられてばかりじゃない
廉「……俺がしたいだけや 。
大人しく言うこと聞いてろ」
嗚呼
これは 、彼なりの優しさだ
「……有難う」
らしく無い言葉
それと
らしく無く 、
速くなる鼓動
今の私は 全てがらしく無い
△.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 929人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
◎ : きゃらめル(プロフ) - 美葉さん» コメント 、嬉しいです !! そんな風に思って頂けて幸いです ∩(´;ヮ;`)∩ 有り難うございます !! 頑張ります (^ω^) (2016年2月2日 0時) (
レス) id: a2f3b65529 (このIDを非表示/違反報告)
美葉(プロフ) - 初コメです^^更新、ありがとうございます。それに、この小説…夢主の感情表現が上手でとても面白いです(笑)他にも、面白くて大好きな要素はありますよ(笑)!!なかなか、大変だとは思いますが、更新頑張って下さい♪応援、してます。 (2016年1月31日 22時) (レス) id: 814d78ff9d (このIDを非表示/違反報告)
◎ : きゃらめル(プロフ) - 姫華さん» いえいえ 、こちらこそ楽しみにして下さって有難う御座います !! 頑張ります 、有難う御座います !! (2016年1月14日 20時) (レス) id: a2f3b65529 (このIDを非表示/違反報告)
姫華(プロフ) - 久々の更新、ありがとうございます！もーめっちゃたのしくて楽しみにしてたので嬉しいですー！！、入試大変だと思いますが頑張って下さい！他の作品も含めて更新も頑張ってくださいー！応援してます！！！ (2016年1月13日 23時) (レス) id: 5fcfc692b5 (このIDを非表示/違反報告)
◎ : きゃらめル(プロフ) - YSN3Kissさん» なかなか更新出来ず 、申し訳ありません !! 明日 の入試が終わればまた少しずつ更新していきます !! (2016年1月9日 11時) (レス) id: a2f3b65529 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：◎ : きゃらめル | 作成日時：2015年10月4日 0時
