スク‐ルカ‐スト反抗中 ｛ R . N ｝

# 11 ページ11

△.







よく分からないけど 、
あの場に溶け込んだ私は
結局 下校時刻までずっと居た




そして今帰っている訳ですが


勝手に連れて行って
誰も送ってくれないとか
皆 、男としてどうなのよ



最近 、暗くなってきたんだぞ ?





「へっくしっ 」




寒さも増したし



くっそ 、

まじ有り得ない





とか言いたいけど 、
あの人達にもあの人達なりの
色々 事情 とか ありそうだし





此処は 、我慢しよう





「私 、大人」





なんて 1人ポツリと呟く




虚しいぜ





あ 、もう家だわ




「只今‐」




とか言ってるけど
誰も居ないよ



之は 防犯だよ



今 、この家は
私 1人 じゃないって
思わせる為の



机に置かれた

ﾞ 今日も 遅くなります ﾞ

と書かれた
毎日のように見るメモを無視して
冷蔵庫の中を漁る



「今日は何にしよっかな‐」




独り言 ばっかり



学校に行っても
家に居ても

声を出すことは僅かでしかなくて




だから、こんなに
誰かと話したのも
笑ったのも 久しぶりだった




何だかんだ言って、
楽しかったのかもしれない




あの 永瀬さん の
俺様 には 腹立つけど



西畑先輩 の
腹黒いオ‐ラ も恐いけど






あの人達 と 関わることって
これから 、またありそうな気がする





いや 、あるな




断言できるわ




△.

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