30話 ページ31
貴方 side
結局トマトジュースを買って、灰崎には唐揚げ代を渡しておいた
あんなニンニクの匂いがプンプンする食べ物の何が美味しいのかなぁ？
ジュースのパックにストローを刺して一口飲む
貴『あ〜美味しい♪』
今日一日は元気でいられそう
いやぁあぁあああ！！
突然、教室の方から女子の叫び声が廊下に響いた
貴『虫でも入っのかな？』
「朔間さんいた！今は教室に入っちゃダメよ！」
貴『へっ.....？』
教室に入ろうとすると、クラスのみんなに止められる
え、何？
貴『緑間、皆してなにやってんの？』
緑「Aっ！お前は教室に入るな！」
貴『だからなんで、！......何このニオイ』
私は普通の人より嗅覚が良く、教室から少し離れているけど何かが腐ったようなひどい臭いを感じた
貴『取り敢えず....離してくれない？』
みんなの手をすり抜けて教室に入ると
臭いの元は、私の机だった
貴『なっ....！』
そこにはボロボロにった小鳥に大量の生ゴミ
...別に泣き崩れたり悲劇のヒロインみたいなこと言わないけど....
ちょっと.....傷ついたなぁ
貴『.....』
小鳥はだいぶ弱ってるが、まだ呼吸をしていた
貴『緑間〜さそり座のラッキーアイテムは何だった？』
緑「ビニール手袋なのだよ」
貴『ふふ、さすがおは朝』
緑間から手袋を貰い、小鳥をそっと持ち上げる
周りから汚ねぇとかありえないって聞こえるけど無視無視
緑「A、気の毒だがその鳥はもう...」
貴『ははっ、空気読んでよ緑間〜
私今急いでるの』ﾆｺ
緑「！す、すまない」
緑間 side
さっきのAはまるで別人なのだよ
周りの奴らから見たらいつもどうりの笑顔に見えるだろう
だが、普段から一緒にいる俺には殺意のこもった笑顔にしか見えなかった
赤司とは少し違うが、冷たく人形のような目
あいつが通り過ぎた後に気がついたが、俺の全身には鳥肌が立っていた
緑「.....」
梅雨が終わり、いよいよ本格的な夏を迎えるこの時期に
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みるきー(プロフ) - ありがとうございます！灰崎くんかっこいいですよね〜続編でも出て来るようにします！ (2019年6月1日 17時) (
レス) id: fb60ca28c5 (このIDを非表示/違反報告)
アカヤ - めちゃ面白いですー！！続きがすっごく気になります！！個人的に灰崎君大好きなので、出てきてくれた時嬉しかったです！ (2019年6月1日 1時) (レス) id: ba5e1e3f04 (このIDを非表示/違反報告)
みるきー(プロフ) - アイさん» おぉ〜！あんスタと黒バス好きの仲間がいて嬉しいです！更新頑張ります！ (2019年5月28日 19時) (レス) id: fb60ca28c5 (このIDを非表示/違反報告)
みるきー(プロフ) - 桜もちさん» ありがとうございます！更新頑張ります！！ (2019年5月28日 19時) (レス) id: fb60ca28c5 (このIDを非表示/違反報告)
アイ - みるきーさん» 応援しています！私もあんスタと黒子のバスケは大好きなので、嬉しいです！ (2019年5月28日 19時) (レス) id: 2d5f8eb3ac (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるきー | 作成日時：2019年5月6日 15時
