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chapter 6 ページ7

修司くんと知り合って初めての休みの日、由梨×慎二カップルと遊園地に来ている。


「なに乗る?なに乗る?」慎二くんがはしゃぐ。
「やっぱりここはジェットコースターで決まりやな!」1人で言って、1人で決めてるし。。


「修司くん、絶叫系大丈夫?」
慎二くんはああだし、私と由梨も大丈夫だし。。
修司くんはどうなんだろう?
「………ふっ。」
修司くんが私を馬鹿にしたように笑う。
「な、なに?」
「キミは本当の絶叫を知らないんだね。」


……何、いきなり?
「絶叫とは、絶望の淵に立たされて、初めて発するもの!あんなちっちゃい乗り物で絶叫するほど、俺の人生はラクではなかった。」……なんか語りだしたし。

「ごめんな〜Aちゃん。こいつ、今まで悲惨な人生を送ってたせいか、ちょっと性格ねじまがってんねん。」
悲惨な人生ってどんなだよ。
私は、それをあえて聞かずにジェットコースターに乗ることにした。

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作者名:Smile | 作成日時:2017年8月26日 12時

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