２話 ページ3
奈「綱吉ー！学校から電話があったわよ
また途中でサボったんだってねぇ
あんた将来どうするつもり？」
「べつにぃ…」
奈「母さん別に良い高校や大学行けって言ってるんじゃないのよ」
「黙って部屋に入るなよ！」
奈「あんたみたいに退屈そうに暮らしても
一生、楽しく暮らしても一生なのよ！
あぁ生きてるって素晴らしい！と感じながら
生きてほしいのよ！」
はぁ…相変わらず母さんの説教は
訳が分からないよ
「そういうこと人前で言わないでね
恥ずかしいから」
奈「まぁ…ツーっ君……今日家庭教師の先生が
来るの」
えっ…
「家庭教師？！」
奈「ポストに面白いチラシが入っててね
『お子様を次世代のニューリーダーに
育てます
学年・教科は問わず
リボーン』
素敵でしょ？
こんなうたい文句見たことないわ〜♪」
「胡散臭いよ！」
この人、絶対いつか騙されるよ！！
奈「きっと凄腕の青年実業家庭教師よ！
母さんこういう家庭教師に見てほしかったの」
「勝手にイメージ作んなよ！
俺、家庭教師なんて絶対嫌だからね！
どーせ何やってもムダなんだって！」
すると…
リ「ちゃおっス♪」
…誰？この赤ん坊
リ「三時間早く来ちまったが
特別に見てやるぞ」
奈「僕…どこの子？」
リ「ん？俺は家庭教師のリボーン」
「ブッ！」
奈「まぁ！」
「胡散臭い広告の主がどんなヤツかと思えば
この赤ん坊？！アハハハハ」
ヤバい！笑いが止まらねぇ
リ「お前がツナか？」
「悪いけど、お前に教わることはないよ！」
その瞬間…
「ほむっ？！」
えげつない力の蹴りを食い気を失った
リ「そんじゃ始めるか
この部屋だな」
数時間後…
「何だったんだ…」
腹がいてぇ
この赤ん坊…！
俺の部屋で寝てやがる
「おい、起きろ！
赤ん坊だからって許さないぞ！」
すると
いきなりネクタイを掴み投げられた
「いってぇー！！何だこのガキ！」
背中が痛いー！！
リ「俺に隙はないぞ
本職は殺し屋だからな」
凄い早業で銃を組立てた
リ「俺の本当の仕事は…
お前をマフィアのボスにする事だ」
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作者名：アスカ | 作成日時：2018年6月17日 19時
