嘘つきお姫様2 (ページ6)

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五十四話ページ6

今、学校にいる

ボルトの前にシカダイだな…

原作ではビンタ食らってたし！

さぁ…入りましょう！

ガラガラ！

｢待って下さい！シノ先生！｣

シカダイ｢桃華!?なんで…？｣

びっくりしているシカダイ…

シノ｢どうしたんだ？桃華｣

テマリ｢桃華…？｣

｢シノ先生…
今日、シカダイが学校サボったのは
私のせいなんです！｣

シノ｢えっ！｣

シカダイ｢なっ！｣

テマリ｢どういう事だい？｣

｢実は…私…昨日大切なものを無くしてしまって
凄く…落ち込んで寝込んでいたんです
そしたら…シカダイ達が
「探してやる！任せろ！｣
って…言ってくれて…
だから…今日学校をサボってしまったんです！
シカダイ達は悪くありません！
私が…私が悪いんです！
だから…ごめんなさい…ﾎﾟﾛ…ﾎﾟﾛ｣

これで…原作が変わるはず

シカダイが痛い思いをしなくて済む

すると…テマリが目の前にきた

テマリ｢そうだったのかい…
あんたは謝る必要はないよ
私の息子は…シカダイは、あんたの為に
学校をサボってまで、探したんだ
私は、シカダイが誇らしいよ！
それに…シカダイがそこまでするぐらい
あんたを大切に思っている
だから…もう泣くんじゃないよ？｣

｢はい…！｣

テマリ｢それと…シカダイを守りに来てくれて
ありがとね(ﾆｯｺﾘ｣

｢いえ！そんな…
私、日頃からシカダイには
ずっとお世話になっているから…｣

テマリ｢アンタの話はよくシカダイから
聞いているよ…
噂以上に優しい子だね(ﾆｯｺﾘ
これからも、シカダイの事を
よろしく頼むよ！｣

｢はい(ﾆｯｺﾘ｣

優しく頭を撫でられた

ハァ…最悪！

シカダイを見ると

ありがとうって口パクしてきた

どういたしましてっと言う意味を込めて

笑顔で笑った

テマリ｢シカダイ
アンタも随分いい男になったね！
これからも、桃華の事を守るんだよ？｣

シカダイ｢あぁ！当たり前だ！｣

シノ｢そういう事だったのか…
分かった！今日の事は、多めに見よう｣

シノ…居たんだ

忘れてたw

こうして…ボルトとミツキも

怒られずに済んだ！

よかった…

さてと！

帰ろっかな

階段を降りおうとした瞬間…

シカダイ｢桃華！｣

シカダイが来た

どうしたんだろう？

｢どうしたの？シカダイ｣

シカダイ｢あのさ…えっと…｣

なんか…緊張してる？

｢何？｣

シカダイ｢さっきはありがとな…
俺、桃華が居てくれなかったら
母ちゃんにビンタされてた｣

(続く)