九十三話 ページ46
私はスミレを抱き締めている
スミレ「桃華ちゃん…！桃華ちゃん…！」
「大丈夫…大丈夫よ」
ボルト「なぁ…ミツキ」
ミツキ「…うん
まぁ…それより崩れ始めている
早く出た方がいいね」
ボルト「桃華！委員長！
行くぞ！」
「先にいって！
大丈夫！追い付くから！」
ボルト「でも…！」
「ミツキ、お願い？」
ミツキ「…わかったよ」
ボルト「えっ！ミツキ離せよ！」
ミツキはボルトを連れていってくれた
私はスミレの顔を見た
「スミレ…」
スミレ「私…楽しかった
勉強も訓練も…凄く楽しかった」
「私もだよ…
私ね、この里に来てから
初めて友達ができたの
勉強も訓練も初めてで、全てが光に包まれていて…毎日が凄く楽しかった
でもね…女子とは上手くいかなくて凄く悩んだな
一番仲良くしたかったのは…スミレなんだよ？」
スミレ「えっ…」
「いつも優しくて、皆の心配して、
表情がコロコロ変わるスミレと凄く友達になりたかった！
今…貴女と一緒にいれて凄く嬉しい」
スミレ「桃華ちゃん…私も同じだよ！
こんな自分を受け入れてくれたのが
桃華ちゃんが初めてだから！」
「じゃあ…ずっと側にいてくれる？
これからもずっと…」
スミレ「…もちろんだよ///！」
「嬉しい…ありがとうﾆｯｺﾘ
じゃあ！そろそろ出よっか？スミレ」
スミレ「うん///！桃華」
こうして、私達は外に出た
彼女とは、この数時間で凄く親密な関係に
なった
まさか…女とそういう関係になるとは
思いもよらなかった
でも…彼女なら…いや！スミレなら
いいと思えたの
だから…これからもずっと側にいてね？
スミレ
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作者名：アスカ | 作成日時：2018年3月14日 20時
