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沖田side
早朝、いつもならぐっすり寝ている時間帯
屯所入口から聞こえる破壊音で目が覚めちまった
沖田「ったくうるせーな」
「さっさとどくアル!」
この声は…
入口からこちらに気づきズカズカと入ってくるチャイナ娘の姿があった
沖田「おい早朝からなにズカズカと入ってきてんだクソチャイナ」
神楽「そんなこと言ってる場合じゃないアル!」
近藤「んーどうしたんだ総悟…って万事屋のとこの」
神楽「おいクソサド、ゴリラAが血だらけで倒れて救急車に運ばれたアル!」
「「!!」」
その言葉に今までの眠気が吹っ飛ぶ
Aが?
近藤「総悟、すぐ身支度をして病院に向かうぞ!」
沖田「クソチャイナそこで待っとけ!」
_____
身支度をして急いで病院へ向かう
案内された病室に向かうと
そこらじゅうに包帯を巻いたAと旦那の姿があった
近藤「A!…万事屋、Aから何か聞いてなかったか」
銀時「何も、仕事に向かう途中にそこらじゅうに倒れている男どもを見つけてそこに隊服とこれを見つけてな、もしかしたらと思って探したらこれだ」
旦那が差し出したのは
真っ二つに割れた赤い櫛だった
近藤「よくこれでAだってわかったな」
銀時「前持っていた櫛とちげー色した櫛を嬉しそうに使ってりゃあ嫌でも目につくだろ」
伊東先生から貰った櫛じゃなくて俺から貰った櫛使ってたってことかぃ
神楽「その櫛なかったら心臓一刺しで今頃天国だったアル」
『大切なものはいつも胸ポケットに入れてるの』
大事なもの
ったく期待しちまうだろーが
銀時「とりあえず俺らは依頼されてる仕事あっから退散させて貰うぜ」
そういい旦那たちは出ていった
山崎「失礼します!」
土方「近藤さん、Aの様子はどうだ」
近藤「一命は取り留めたが、いつ目が覚めるか…トシの方はどうだった」
土方「伊東とつるんでいた鬼兵隊と見られる」
山崎「Aちゃんの隊服からこの紙が」
山崎から渡された紙には二丁目の橋まで来いとのメッセージと来なければ真選組屯所に攻め込まれると書いてあった
沖田「俺たち守るために犠牲になったってかぃ」
土方「敵のアジトは確認済みだ、どうする近藤さん」
近藤「全員で攻め込むぞ」
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作者名:三日月 x他2人 | 作成日時:2018年9月28日 20時