５９話 ページ23
《Aside》
自室(仮)に戻り、戦闘服を取り出す。
ちなみに自室(仮)は、普通に私の部屋。
けど、いろんな人のところに泊まりに行くからほとんど物置代わりだ。
そんな自室(仮)で戦闘服に袖を通した。
この間検非違使と戦った時にボロボロになってしまった戦闘服は、本体を手入れしても変わらなかった。
他の刀剣達は服も一緒に治るのに、と主が驚いていた事を覚えている。
その後、政府に言って新しい戦闘服を届けてもらった。
前の戦闘服と同じ、私用の戦闘服なのに、新品のパリパリした感じが未だに馴染まない。
鏡に映る私は、さながら七五三の時の童のようだ。
A「あ、そうだった。髪を結わなくちゃね。」
前に検非違使に切られた髪は手入れで元に戻ったが、あまり切られていい気分はしない。
せめて切られにくいよう、髪を高く上げる。
主が、ぽにーてーるという髪型だと言っていた。
櫛をいれ、整えた髪を縛ろうと髪紐に手を伸ばす。
そこには、韓紅の髪紐と紫の髪紐が並んでいた。
A「・・・ふふっ。」
思わず緩んだ頬を引き締め、高く結いあげた黒髪を揺らして部屋から出た。
＿＿＿＿その黒髪に映えているのは、紫。
再び広間に入ると、そこにはすでに私以外の隊員が揃っていた。
後は見送り組。
審「おっ、Aポニーテールにしたんだな！白いうなじ・・・ぐへへへへへへ。」
燭「主、僕の打撃７３あるんだけどね？」
審「御宅のお嬢様を不埒な目で見て申し訳ございませんでした！」
なぜか立場が逆転していた主と光忠は見なかったことにした。
薬「おっ、俺が贈った髪紐使ってくれてんのか。」
A「うん！薬研の瞳と同じ色なんて嬉しいじゃん？」
薬「お、俺っちも嬉しいぜ////」
赤くなった薬研と黒くなった薬研以外の粟田口。
なんとなく危機を察知した私は主に話しかける。
A「ねぇ主、早く演練に行こ！」
光忠にすごくいい笑顔で怒られてた主も顔を輝かせて言う。
きっと利害の一致ってこういう事だ。
審「おう！よっしゃ、行くぞー！」
白露染A、初めての演練に行ってきます！
(あの髪紐、薬研からのプレゼントだって安定！)
(なんとなくモヤっとするよね。僕達と同じ新撰組の刀なのにさ。今度簪でも贈ろうかな。)
(じゃあ俺お揃いの爪紅塗るしー！)
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夜深 - 平常な清光も良いけど...ホストの方も可愛い！←(^言^)この後夜深を、見たのは居なかった... (2017年7月8日 17時) (
レス) id: 965a88aa9c (このIDを非表示/違反報告)
みはルンバ - すっ凄過ぎる… (2016年11月3日 13時) (レス) id: 9fb35459b6 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - いえいえ、まだ見始めたばかりなので、説明を読んだりしてなくて…こちらこそすいませんでした！お教え下さり、ありがとうございます！応援してます！ (2016年10月6日 11時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 柚季さん» いえ、お話の修復作業が終わってないので、本当に繋がってないです。詳しい経緯は続編のお知らせに書いてありますので、見ていただけると幸いです。ご迷惑をお掛けして大変申し訳御座いませんでした。 (2016年10月5日 15時) (レス) id: 0ca56b4642 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - すいません！！11話から40話に一気に飛んで、その間のお話が見れないんですけど…。作者さんのページに行っても無いんですよね…。私のやつが可笑しいのでしょうか！？ (2016年10月5日 14時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：綺羅 | 作者ホームページ：
作成日時：2015年12月19日 0時
