58話 ページ22
《Aside》
お屠蘇気分を振り払うように主の声が響いた。
審「よし、演練行くぞーっ!!!」
貰ったばかりのあいふぉんでげーむをしていた私は驚いた。
ちなみにプヨ○ヨ。
審「第一部隊と第二部隊、準備だ!」
主は決まった、とばかりのドヤ顔だ。
そんな主に、容赦ない一言。
山「そもそも誰が部隊員なんだ。」
審「ごめん忘れてたテヘペロ☆」
そして、沈黙。
シーンとした空気と冷たい目、そして冷や汗と赤面が止まらない主。
審「いや、あの、ちょっとふざけただけっすマジさーせん。」
加「んで?誰が部隊員なの主。」
審「第一部隊が、部隊長 A。んで部隊員に薬研、一期一振、太郎太刀、山姥切国広、今剣。」
A「拝命致します。頑張っちゃうよ!」
審「で、第二部隊は隊長加州、隊員三日月、蛍丸、明石、燭台切、鶴丸な!」
加「ええっ、俺が隊長!?」
審「ついでにA、近侍なー。」
A「私を侍らせたいのですか?」←
宗「真似しないでください穢らわしい。」
A「い"っ!?殴らないでよひどいな!」
石「祓い清めるかい?」
A「そんなに嫌!?」
石「くっ・・・穢れを断ち切れない!」
A「ねぇ泣いていい?Aちゃん泣くよ?泣いちゃうよ?」
薬「俺っちの胸を貸してやろうか?」
A「ありがと薬研マジイケメン。もう抱いて。」
鳴「・・・大丈夫?」
A「大丈夫だけどある意味大丈夫じゃない。」
そう言いながら頭を撫でてくれる鳴狐。
面頬の下の肌はわずかに赤い。
あー萌え死にするぅ。
審「はいそこー。青春ドラマを今すぐやめなさーい。さもなくば審神者さんが嫉妬で死にまーす。」
A「なに主、羨ましいの?」
審「すっごい羨ましいっす。」
そう言いながら頷く主にギュッと抱きついた。
主に死なれたら困るからね。
すると主は固まった。
周りの刀剣男士も固まった。
A「これで嫉妬で死んだりしない?」
ガガガガガッと効果音がつきそうなほど固い動きで頷く主。
それを見て私は安心した。
A「んじゃ、戦闘服に着替えてきまーす。」
そう言って広間を出る。
前に戦った時、検非違使に髪を切られたっけ。
今日は高めに上げておこうかな。
そんな事を思いながら。
(A、なんかふわふわしてたな。シャンプーの匂いもして・・・)
(主殿、お覚悟ですかな?)
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夜深 - 平常な清光も良いけど...ホストの方も可愛い!←(^言^)この後夜深を、見たのは居なかった... (2017年7月8日 17時) (レス) id: 965a88aa9c (このIDを非表示/違反報告)
みはルンバ - すっ凄過ぎる… (2016年11月3日 13時) (レス) id: 9fb35459b6 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - いえいえ、まだ見始めたばかりなので、説明を読んだりしてなくて…こちらこそすいませんでした!お教え下さり、ありがとうございます!応援してます! (2016年10月6日 11時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅(プロフ) - 柚季さん» いえ、お話の修復作業が終わってないので、本当に繋がってないです。詳しい経緯は続編のお知らせに書いてありますので、見ていただけると幸いです。ご迷惑をお掛けして大変申し訳御座いませんでした。 (2016年10月5日 15時) (レス) id: 0ca56b4642 (このIDを非表示/違反報告)
柚季(プロフ) - すいません!!11話から40話に一気に飛んで、その間のお話が見れないんですけど…。作者さんのページに行っても無いんですよね…。私のやつが可笑しいのでしょうか!? (2016年10月5日 14時) (レス) id: 15f1615177 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:綺羅 | 作者ホームページ:
作成日時:2015年12月19日 0時