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ページ8

慎Side


樹さんがトイレに行ってから



残ってるメンバーで2回くらい音で通した。



陣「樹、遅ない?」



健太「いつもならすぐ帰ってくるのにね」



海青「お腹痛いんじゃないっすか?」



慎「いや、お腹痛いにしてもかれこれもう20分くらい経ちますよ?」



海青「確かに。じゃあ僕、声掛けに行ってきましょうか?」



慎「いや、俺が行ってきます!ちょうど、トイレ行きたかったし」



陣「じゃあ、まこっちゃん行ってきてくれるか?」



慎「行ってきます!」



ほんとはトイレに行きたいなんて嘘。



最近の樹さんの様子からして



もしかしたら何かあったんじゃないかって



嫌な予感がしたから。







その嫌な予感は的中したらしい。













慎「い...つき...さん...??」




階段を降りようと1歩踏み出そうとしたとき



下に人影が見えた。



間違いなく樹さんだった。




慎「まって・・・どうすれば・・・」



いつも、こういうときに


助けてくれる壱馬さんが今はいない。



樹さんを救えるのは自分しかいない。




壱馬さんが、いつも言ってくれることを思い出した。




"慎。もし、俺やメンバーの緊急事態のときに


遭遇してしまったときに、慎1人だけしかその場にいなかったら


まずは、深く深呼吸をして



メンバーの誰かに電話をかける。



そして、ゆっくり状況を説明する。



あとは、その人のそばにいてあげる。



出来るか?"





まずは、深呼吸。



慎「スーハー...スーハー...」



そして



LINEを開き



1番上にいた壱馬さんに電話をかける。







壱馬「もしもし、慎?どないしたん?」



慎「か、壱馬さん!!樹さんが、、!その!!」



壱馬「慎?深呼吸はした?」



慎「しました、!」



壱馬「ゆっくりでいいから、今どこにおるのか説明してくれる?」



慎「スタジオ出て、すぐの階段のところです、!


樹さんが、倒れてて、、」



壱馬「樹、意識ある?」



慎「樹さん!!樹さん!!・・・



反応ないです、、グスッ」



壱馬「とりあえず、すぐ行くから。


慎、辛いのは慎じゃない。樹や。



樹、慎が泣いてると悲しむから



泣き止んで、樹の名前呼び続けたって?



慎なら出来るよ。」




壱馬さんの優しい声を聞いて



涙を拭いた。



慎「樹さん!!!樹さん!!」


壱馬さんが来るまで必死に名前を呼び続けた。

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Ghosts(プロフ) - リク良いですか?涼太君が拒食症になってしまうお話とか読みたいです!お願いします! (2020年10月18日 8時) (レス) id: ccc8841989 (このIDを非表示/違反報告)
RMPG大好き - 突然すみません!更新待ってます! (2020年10月3日 12時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
(名前)めぐ(プロフ) - リクエストありがとうございました   私もいっちゃんを助けにいきたいです  これからもリクエストするかもしれませんがよろしくお願いします 更新頑張ってください 応援してます (2020年9月30日 21時) (レス) id: a83f488625 (このIDを非表示/違反報告)
RMPG大好き - リクエスト失礼します。樹くんがメンバーを庇って脳震盪起こしちゃうお話がみたいです。更新頑張ってください! (2020年9月28日 21時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)
RMPG大好き - 更新待ってまーす (2020年9月24日 21時) (レス) id: bb97bc99e2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よぺ | 作成日時:2020年9月6日 6時

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