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｢あっ！ヨナ〜！！｣
下駄箱に向かって北側から歩いていたら、南側から階段をおりてきた
YN｢うぃ〜、で？どだった？｣
｢ん？｣
ジョングクと話したか、って聞かれて
｢あ〜そういや、ヨナ今週掃除当番だったっけ？来週じゃなかった？｣
YN｢ありゃ、バレちゃった？
だって〜、ジョングク話したいって言ってたからさ｣
｢なんだそりゃ！｣
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クラス替えの際、改めてやった自己紹介のタイミングで
ジョングクくんは、自分から人見知りで特に女子とはあんま話せない、って言ってた気がする
そんなジョングクくんが、女子の私に勇気を振り絞って話しかけてくれたのか、それとも人見知りを克服したのか
｢…ね、ヨナ。ジョングクくんってどんな｣
ヨナの方を見ながら、話しかけたら軽くなにかに衝突した
ふわっと香る
わたしのヘアミストの匂いと、優しい柔軟剤のような香りが混ざっている
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｢ごっ、めん！｣
JM｢んーん、大丈夫大丈夫。僕の方こそごめんね、痛かった？｣
いい匂い
きらっきらの眩しい笑顔
｢…あ｣
また声をかけようと思って、振り返った時には
既に友達のところへ行ってしまっていた
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…すごく、好きだなぁって思った
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作者名：ましろ。
| 作成日時：2022年9月1日 22時
