ユンちゃん攻略法。【YG】 (ページ9)

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「ひっ」

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わたしの部屋の冷房が故障して、暑さに耐えれなくなったから、ユンちゃんの部屋にいつも通りお邪魔したのはいいものの

インターホン押して出迎えてくれたユンちゃんは濡れた頭にタオル被って、ゆるいスウェットパンツに上裸。

上裸。

お風呂上がりか、なんてみたら一瞬で分かるのにわたしの口から出たのは情けない悲鳴

当たり前に怒られた

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YG「あのなぁ、ここはAの家じゃねぇから」

「…し、しってますわかってます。い、良いから上…！服きて！」

YG「…ふーん？」

ニヤリと、片っぽの口角を上げると

上裸のまま、私の方へ近づく

「うわっ！！あ！ちょ！ばか！」

YG「…慣れてねぇの意外だわ。」

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口角を上げたまま、目を細める

笑ってたら可愛いのに、あ。もちろんカッコイイ上で

なのに、私の前では90%しかめっ面

私以外の人には愛想いいんだよね

「バカだねユンちゃん。わたし、そういう関係だけは作らないの。面倒でしょ」

YG「…モテんのに？」

「なんで皆そんなにモテるって言うんだろ。まぁあながち間違いではないけどさ。

でもさ、彼氏もし出来て、たくさん思い出とか作っちゃったりして、もしほかの人を好きになったら？捨てられたら？お前はもういらない、って」

わたしの早口言葉を黙って聞いていたいつの間にか服を着ているユンちゃん

そして、なにか言いたそうに口を動かした