ユンちゃん攻略法。【YG】 (ページ6)

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YG「酒弱いからノンアルにしとけ。飲んだらすぐ自分の部屋に戻るんだぞ」

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後ろの方から差し出されたノンアルのレモンサワーを受け取ると、ユンちゃんは向かい側に座ってわたしが使ってたユンちゃんのタオルケットを奪おうと引っ張る

「ちょちょ、なんでそんな引っ張るの！ユンちゃん家クーラーガンガンで寒いんだもん！」

YG「ここ俺ん家な」

「半分私の家みたいなもんじゃん？」

ノンアルの缶を開けると、ぷしゅ、って爽快な音が鳴る

視線を目の前に移すと、ユンちゃんは不機嫌な顔(n回目)

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YG「大体、なんでわざわざ俺ん家なんだよ」

「いいじゃん別に〜、減るもんじゃないし、わたしの部屋、3つ隣なんだし」

よくねぇわ、って早口
いつも気だるげなくせに、今日のツッコミスピードは早くて、思わず頬が緩む

YG「何笑ってんだ」

何も言ってないのに怒ってるし

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大邱からソウルに引っ越してきたユンちゃんの部屋は、まさかのわたしの3つ隣の角部屋

週2レベルでお邪魔したりするから、諸々生活費安く済んでる

「あ、」

YG「？」

「もしかして、ユンちゃんに彼女が出来ないのって、わたしが近くにいるせいかな」

そう微かに呟くと、めんどくさそうに目を瞑る

YG「…さぁな。まぁ、彼女がいない間は近くにいても許してやる」

そう軽く笑って巫山戯るユンちゃんに対して、何様？とは思いつつ
わたしが近くにいたらユンちゃんは彼女を作らないんだ〜とも思った