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「え、いやいやダメダメ。待ってて傘買ってくる」
JK「ここまで来て何言ってるのヌナ。お言葉に甘えてください」
書店を出て、ユンちゃんが働くカフェに向かおうとした中間地点
「答えはノーです。ダメ、だってグク肩濡れちゃってるじゃん」
濡れてないですよ〜ほら、って肩をゴシゴシ拭いて誤魔化して笑う
JK「だって、すぐそこじゃないですか。無駄な出費させたくないですし。あ、帰りはユンギヒョンに送ってもらいましょ」
ユンちゃん、か
ユンちゃんの運転、すごい好きだ
「うーん…でもまぁ、そうかもね。てかユンちゃんわたし達の専属運転手みたいになっちゃってる笑」
コンビニの屋根の下から、グクの傘の中へ戻ると、小さく『え、まじ?』って呟くグク
「ん?」
JK「…ヒョンに釣られたんじゃないですよね?まさか」
あ、またジト目。かわいい
「え〜?かもね〜?」
ふふって笑うけど、内心焦っている自分がいる
もしかしたら、わたしユンちゃんに釣られたのかも、今
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JK「うわぁ、ヒョンのとこ行きたくないです」
そういうと、ははって短く笑った
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作者名:ほにこ | 作成日時:2022年7月31日 18時