俺の事嫌いなくせに。【TH】 (ページ41)

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好きになってよページ41

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わたしがそう返すと、『よかった』って小さく呟いて掴んでいた腕を離す

もう話は終わったかな？なんて思っていたら、テヒョンくんは

TH「ちょっと話そ？」

そう言って、椅子に座る

え、いやいや、わたし待たせてる人いるんですけど

ってか、テヒョンくんもナムジュン待たせてるんじゃないの？

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『ん、』ってわたしの椅子も用意されちゃったから、座らざるを得ない

とりあえず、ミリには『先帰ってて』って連絡を入れておく

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TH「俺ね、なんか凄い軽い奴って思われるんだよね。昔から

そのせいで、中学の頃とかも好きな子に告白しても振られまくってさ」

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少し悲しそうに笑いながら、自分の過去を語り出すテヒョンくん

あれ、もしかしてこれ、わたし聞かされてる？

でもまぁ、何故か分からないけど話を聞くのが嫌じゃなくて、そのまま彼の話に耳を傾ける

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TH「良いなって思った子には大体嫌われてて」

TH「俺って、恋愛しちゃいけないのかなあ、とか思ったこともあったしね？」

TH「……でもさ、Aは、俺の事嫌いじゃないって言ってくれたじゃん」

TH「だから…」

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下唇を噛んで、少し顔の赤い彼を見て

何を言い出すの、ってソワソワした

どうしてわたしはこんなに恥ずかしいって思ってるんだろう

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テヒョンくんは、私の目を真っ直ぐ見つめながら

TH「俺のこと好きになってよ」

そう言った