020 いい夢見れる ページ20
俺はAちゃんとの、コラボの撮影も終わって俺は先行予約会の、予定を話してなかったって思って、家を飛び出した。
こんな夜中に行くとか失礼なやつやわ俺。
今はプライベート。Aちゃんから一之瀬さんへと呼び方を変える。
『はーい！今行きますね！』
俺はチャイムの近くにある、カメラに大きく手を振ってみた。
ｶﾞﾁｬﾘ
門が開いて、一之瀬さんが出てくる。門あるとか金持ちやでほんま。
｢ごめんな？夜遅くに｣
『いえいえ！起きてたので！』
彼女の服装は、外にでも歩いていけそうな感じのスウェットで、楽な格好をしていた。
不思議やな。さっきまでタメ口頑張って使って俺の事｢樹さん｣じゃなくて、｢ゾム｣って呼んでくれてた子が前にいるなんてな。
｢先行予約会なんやけど、急で申し訳ないな。明日やねん。大丈夫か？｣
彼女は嫌な顔せず笑顔でいてくれた
『はい！大丈夫です！楽しみです！』
｢あと、俺の友達3人連れてくるんやけど大丈夫か？｣
『大丈夫ですよー！』
行くメンバーは、シッマ 大先生 シャオロンで決まりなんやけどな。
シャオロンと一之瀬さんは、会社おんなじやろ。それで、大先生と一之瀬さんはこの前の予定決めで会ってるねんな。
シッマは、聞いたけど一之瀬さんにはなんかで会ってるらしいし。
まず、大先生を見てびっくりするやろな。で、そっから俺らが我々だってこと知ってったら。
まぁ、驚くわなぁ…。
んふふ！楽しみやー！！
『樹さん…？どうかしました？』
｢え！？あ。いやいや。楽しみだなーって｣
考えてたことが顔に全部出てたみたい。恥ずかしいわ…。
｢じゃあ、明日１時には一之瀬さんの家に行くから。可愛くして待っててな？で、この前見たけど暖かい格好な。｣
『ありがとうございます！わかりました。』
なんて、笑いながら言ってくれる。彼女が笑顔になるとぱっと近くに花が咲くみたいに、明るくなる。
｢明日なー！ばいばい！｣
『おやすみなさいー！』
おやすみなさいって言ってもらったで俺。 今俺の顔絶対気持ち悪いと思うで。 にやけてるもん。
いい夢が見れそうやなぁ…
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作者名：めあり。 | 作成日時：2019年1月10日 0時
