番外編ｰ1 ページ44
「セイロンティー“ディンブラ”です」
ut「紅茶の良し悪しはよぅわからんけど、ええ匂いやな」
「紅茶に含まれる『テアニン』にはリラックス効果があるんですよ。仕事などのお供にオススメです。他にチョコレートとかもありますが…」
ut「へぇー」
茶葉を浸しっぱなしにしない限り、渋くなったり味が変わったりしないので、長い会議とかにもオススメですよ。
rb「邪魔するでー」
ut「邪魔するなら帰ってー」
rb「はいよー。って、なんでやねん！！」
新たな書類なのか、紙の束を持ったロボロが大先生の部屋にやって来ました。目の前で繰り広げられる漫才をみながら、俺は新しくロボロの分のカップも準備しました。
ut「いや、ホンマに何しに来たんや」
rb「や、ソーラ様にAがここにおるって聞いてなぁ…ちょっと聞きたいことあってん」
「どうぞ」
rb「あ、すまんなぁ」
ut「(そんな事言って、邪魔しに来ただけやろ、お前！)」
rb「(せや？当たり前やん)」
ロボロに紅茶を入れたカップを渡すとお礼を言いながら俺の隣に座ってきました。
「ん？こっちでいいんですか？大先生に聞きたいことあったんじゃ…」
rb「ちゃうちゃう。Aに聞きたいことあってん」
「あ、俺ですか…して、なんでしょうか？」
rb「インカムの色何色がええかなって。ソーラ様には薄いピンクって、聞いとったんやけどAには聞いとらんかったな思ってなぁ。あと、大先生にはコレ。トントンからやで」
ut「い゛や゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛」
あ、やっぱり手に持ってた紙の束は追加の書類だったんですね…しかし、インカムの色…大体の色は出揃ってますから悩みどころですね…
「と、いうか、俺もつけるんですか？」
rb「おん。ほら、互いにも居場所とか分かっとった方がええやろ？緊急時とか特に」
ut「(とかいって、Aの異場所把握したいだけなんやろな)」
「はぁ…って、大先生、煙草吸うなら窓開けてくださいね」
ut「あれ、嫌煙家やったけ？」
「ちゃいますけど、空気が籠るやないですか」
rb「！！Aって、方言喋るん！？」
と、言うか、移っちゃうですよね。普段は気をつけていますが、
「たまに出ますよ。非番の時とか特に」
ut「マジか(いい情報聞いたで)」
rb「(他の奴らには黙っとこ)」
「で、インカムの色でしたっけ？出来れば髪と同じ色が良いのですが…」
rb「紅碧、か。OK、分かったわ」
ut「似た色やなぁ」
「嫌でしたら、変えますが…」
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クロハ(プロフ) - 悪徳ではなく悪役なのでは… (2019年12月6日 3時) (
レス) id: c9e8aa9aaa (このIDを非表示/違反報告)
まな - 3 おやすみなさいませ のところで夢主がtntn さんに目の下の隈が酷いと言っていますが、tntnさんが被り物をしているなら目の下の隈は見えないのでは… ？細かくてすいません、少し気になったもので…。私的には設定とか面白くて好きな小説です。応援してます！ (2019年10月22日 21時) (レス) id: 11e19d29ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - まさか執事側とは…(自分は執事が攻め派) あと塾水となっていますが熟睡では…？ (2019年9月9日 1時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - やっぱ、神作者様って凄いっすね……尊敬します!! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
自宅警備員 - リクエストありがとうございます。めっちゃ嬉しいですー。全然大丈夫です。面白かったです。 (2019年8月30日 13時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年8月2日 0時
