3.5.独白(sr) ページ19
「ソーラお嬢様。言い方は悪かったかもしれませんが、今のお嬢様に当主としての魅力がないのは事実なんです」
sr「うっ…」
「今ならまだ間に合います。俺と一緒に学んでいきましょう？」
sr「ぅ゛ん」
「いい子ですね」
父様や母様、メイド、執事達と何かを話しながらも泣いてる私の背を優しく撫でてくれていたAは、父様に私の教育者を任せられると父様たちに向き直り騎士のように膝をついて誓いを立てたのですわ。
「…わかりました。旦那様共々、間違っていたら全力で律しましょう。代わりに、この命尽きるまでアードル家にお仕え致します」
それから、Aは先ずの自分に出来ることは習得し始める傍ら、我儘を言う私を叱り、諫めましたわ。
sr「A、わたくしはアードル家の次期当主なのですわよ。だから、勉強などしなくとも 「それがどうしましたか。現当主は旦那様です」 」
「それに当主になった時になにも分かりませんでアードル家の当主が務まりますかね」
sr「うぅ…」
「これが終わったら、お茶にしましょう。ソーラお嬢様の好きなエクレアをご用意してますので」
飴と鞭の使い方が上手いAに教育されるまま、私は勉強に作法に様々な事を学びましたわ。
gr「会いに来るのが遅くなってすまない、ソーラ嬢」
sr「本当な 「ソーラお嬢様？」 うっ…御足労かけて申し訳ないのだわ…」
gr「！ほぅ…彼は？」
sr「私の執事のAですわ」
「初めまして、グルッペン様。ソーラお嬢様の執事を務めております、Aと申します」
この日からアードル家に来る度にピリピリしていたグルッペン様の雰囲気は穏やかになったと思いますわ。私の我儘に付き合わせていたのが本当に申し訳なく…
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クロハ(プロフ) - 悪徳ではなく悪役なのでは… (2019年12月6日 3時) (
レス) id: c9e8aa9aaa (このIDを非表示/違反報告)
まな - 3 おやすみなさいませ のところで夢主がtntn さんに目の下の隈が酷いと言っていますが、tntnさんが被り物をしているなら目の下の隈は見えないのでは… ？細かくてすいません、少し気になったもので…。私的には設定とか面白くて好きな小説です。応援してます！ (2019年10月22日 21時) (レス) id: 11e19d29ae (このIDを非表示/違反報告)
名無し - まさか執事側とは…(自分は執事が攻め派) あと塾水となっていますが熟睡では…？ (2019年9月9日 1時) (レス) id: f1451596cc (このIDを非表示/違反報告)
まーぶる(プロフ) - やっぱ、神作者様って凄いっすね……尊敬します!! (2019年9月1日 0時) (レス) id: 202e147d3a (このIDを非表示/違反報告)
自宅警備員 - リクエストありがとうございます。めっちゃ嬉しいですー。全然大丈夫です。面白かったです。 (2019年8月30日 13時) (レス) id: 124b1853e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：飛鳥 | 作成日時：2019年8月2日 0時
