＊花 67＊ ページ19
四人で集まるとやっぱり楽しくて
会わなかった一年半なんかすぐに埋まって
まるで
昨日もこうして集まってた気さえする。
玉も渉もすっげぇ嬉しそうで
北山はみんなの気持ち分かってて連れてきたんだ。
そういう奴。
「そういえばガヤ、橋津田で一緒だった子とはどうなの？
マネージャーと部長なんて鉄板でしょ。」
たま…
シレッと爆弾落としやがったな。
「えっ！！？なになに？
藤ヶ谷、いつの間にAちゃんとデートなんかしてんの？
あっ！ゆかが見たって言ってたのそれか！？
だから二人が付き合ってるーって！」
ほら騒ぎ出したじゃん。
あの噂の出処はゆかかよ。
「いや、マジでなんもない。
あの日も部活のもの買いに行くの付き合っただけ。
渉に断られて暇だったからさ。」
チラッと渉見ると
いやいやアレはさ〜…
なんてカワイイ顔で言い訳してる。笑
「つーかAちゃんの指！
藤ヶ谷見たことある！？」
「ねぇよ。気持ち悪りぃな。」
「めっちゃ深爪！マジでかわいすぎるわ！！」
なんだよそれ。そこ？
まぁ分かるけど。
そんな俺らを
不思議そうな顔で交互に見て
「なに？ミツとガヤ、今三角関係なわけ？」
相変わらず
こっちの状況全く知らない玉が
いろんな状況を知ってる俺をあせらす。
「ちげぇーよ。」
余裕みせて笑ったけどバレてねぇかな？
「そそ。藤ヶ谷はAちゃんのこと好きじゃないし、付き合ってもないわけで！
俺がね、そのうちね、まぁ見とけって！笑」
「だったらお前の周りの女、全員処理してからにしろよ！マジであいつ、困ってっからね？」
「はいはいはい。
玉森助けてよ〜、もぉ藤ヶ谷が父親並みに口出してくんのよ。」
渉はただ笑って聞いてる。
それから玉が思い出した。
中学のとき北山が
超がつくくらい真面目な美術部の子好きになって
騒いで騒いで騒いで
軽ーくフられたってことあったよな。
ってまた四人で爆笑した。
「そろそろ帰るか！
てか明日俺ら修学旅行じゃん。玉またな！」
今度は本心で。
階段降りてると渉の携帯が鳴る。
相手は多分りさ。
喋ってる横顔さり気なく見て階段降りた。
渉、俺がAと橋津田いたって聞いたとき
一瞬マジな顔してたよ？
自分でも気づいてない？
この前りさが
やたら俺とAのこと聞いてきた。
多分なんか感じてる。
渉はいつ気づく？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 268人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
むちゃちゃ(プロフ) - 緑さん» じわじわと…ほんとにじわじわと…。予想以上にゆっくりな進みにですみません(ノ_＜)高二の横尾くん！太輔に対して今後どう出るのか…。(3)に移行しました！よかったらまた続きよろしくお願いしますm(_ _)m感想、ほんっとにいつも嬉しくて、ありがとうございます(;_;) (2014年11月25日 16時) (
レス) id: 30103a9da0 (このIDを非表示/違反報告)
緑 - おっ！じわじわ来てる来てる〜w。うんそうそう、そんなりさが好きだったよね、中2の頃はね！でももう高2だよ横尾くん☆告った太輔、たまりません！素直が一番ラクなのに、素直になるってなかなか難しいものです。ものもらい痛かったですね。治って良かった＼(^o^)／ (2014年11月21日 22時) (レス) id: 3060e8d81f (このIDを非表示/違反報告)
むちゃちゃ(プロフ) - 緑さんこんばんは☆こちらこそいつもありがとうございます^ ^ ものもらいになってしまい、目が痛くて痛くて何も考えられない日々を送っておりました(つД`)笑 緑さんにはお見通しですね、横尾くん。(^з^) 太輔頑張れ！！私も同じ気持ちです！また続き頑張ります！ (2014年11月16日 20時) (レス) id: 30103a9da0 (このIDを非表示/違反報告)
緑 - むちゃちゃさん待ってましたぁ！ありがとうございます☆...てか山村せんせナ〜イスd(^_^o) 横尾くん“俺にはりさがいる”って自分に言い聞かせてるようですが、すでに２人には温度差が。。。どうなっていくのか楽しみです。太輔カッコいい！！あきらめるなp(^~^)q (2014年11月13日 23時) (レス) id: 3060e8d81f (このIDを非表示/違反報告)
むちゃちゃ(プロフ) - 緑さん» こんばんは☆そんなふうに言っていただけるなんて(;_;)私はそれが頑張る気力になります！(;_;)うれしいです。 りさside！ウザいけど、何気に彼女も切ないメンバーの一員ですよね。笑 そうなんですよね！一喜一憂。あの頃は毎日が恋愛中心でした。笑 また頑張ります！ (2014年11月4日 21時) (レス) id: 30103a9da0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：むちゃちゃ
| 作成日時：2014年10月11日 22時
